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misc 席を譲れないことを何とか表現できないものか

腰を痛めてからというもの,電車での通勤がつらくなっている。立っているとつらいし,座れると楽だが別の意味でつらい。

■ ■ ■

先日腰を痛めてしまい,何をするのでも慎重な動きにならざるをえなくなっている(nlog(n): 腰がピキ)。電車通勤がつらい。

立っていると,負担が腰にかかるためだんだん腰が痛くなっていく。これは肉体的なつらさである。席が空いて座ることができると,腰は楽になる。しかし,精神的につらくなることが分かった。

空いている車両で座席に座るのには全く問題がない。問題は混雑しているときである。やっと座れた,そんなときに限って,ご老体が乗ってきて前に立ったりするのだ。もちろんそのご老人は「席を譲れ」などと言わず,ただよろよろと立っているだけである。困るのだ。私は席を譲りたくないからだ。私はこう言いたい「私は元気に見えるかもしれませんが,腰を痛めているのです。ここで待っていても席を譲ってあげられません。別の人の前に立った方がいいです。」

もしかすると,考えすぎなのかもしれない。そのご老人は,席を譲って欲しいなどとは思ってもいないかもしれない。そんな中で「私は腰が痛いんです」と,そのご老人に向かって言うのは,どう考えてもおかしい。「はぁ?」と言われそうである。そもそも意味がよく分からないし,いきなりの悩み相談にも聞こえるかも知れないからである。

座っている人の「下車駅」と「疲労度」を分かるようにできないだろうか。下車駅が近ければすぐに降りると分かるし,疲労度が高ければゆっくり休んでくれと思うことができる。痛みを数値化する機械もできたようだし(スラッシュドット ジャパン | 痛みのレベルを数値化する機械が開発される),頑張れば疲労度測定装置の開発もできるのではないか。痛みを数値化するには,その痛みと同じ痛さを感じる電気刺激を与えることが必要だそうで,つまり2倍痛いことになるとか。「これって正確に測れてるんですか」「じゃ,もう一度やってみましょう」「えーっ?」。疲労度も2倍になったりして。

下車駅疲労度可視化システム
下車駅疲労度可視化システム


名づけて「下車駅疲労度可視化システム」。実現不能である。貧乏神と目の取引をして,見えるようにしてもらうしかない。デスノートの「死神の目」のように(DEATH NOTE - Wikipedia)。死神の目を手に入れると寿命が半分になってしまう。同じように,貧乏神の目を手に入れると,疲労度が2倍になってしまうのが難点だ(これは疲労度測定装置の場合と同じだ)。

2008年10月16日追記:
「下車駅可視化システム」を実装した人を見つけました (電車で寝過ごさない発明品を漫画家が開発! - INTER News)。

Posted by n at 2007-03-29 23:40 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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