引越してすぐにインターネットを使いたいなら,前々日に電話の移転工事を,前日に ADSL の工事を設定するのがよい。
電話の移転の申込をして,開通日を引越日の前日に設定した(nlog(n): 電話の移転申込は電話でやった方がよい)。次は ADSL の移転の申込である。しかし,ここに罠があった。
私の場合,ここでの話は,電話会社は NTT 東日本,インターネットサービスプロバイダが So-net,プランは ADSL 12M,回線事業者が ACCA の場合で,移転先でも同じ業者からサービスを受けるというもの。電話番号や収容局が変わるだけで,他の変更はない。
以下はNTT の工事の話が中心となっているので,他のプロバイダでもそれほど違いはないと思われる。
So-net の ADSL 移転のページ (So-net ADSL 回線移転 | So-net) から手続きを進めると,次の記述があった。
移転先でのSo-net ADSL利用開始希望日
※ 移転先でSo-net ADSLの利用を開始したい日を入力してください。
※ 「移転先電話回線利用可能予定日」の翌日〜30日以内の日付を入力してください。ただし、「移転先電話回線利用可能予定日」が本日よりNTTの7営業日以内の場合は、本日よりNTTの8営業日以降〜30日以内の日付を入力してください。
ここへ来て初めて知ったのが『「移転先電話回線利用可能予定日」の翌日〜』というものである。NTT では,電話回線工事と ADSL 回線工事は同時にやってくれないというのである。しかも,NTT は土日が休みなので,金曜日に電話回線の工事をした場合は,ADSL の工事最短でも翌週の月曜日になってしまうのだ。
図にすると上のようになる。土曜日に引越をして,その日から ADSL を使いたいなら,電話回線工事は木曜日に,ADSL 開通工事は金曜日に設定しなければならない。
金曜日に電話回線の工事を設定すると,使えない期間が発生してしまう。さらに,プロバイダによっては ADSL の移転申込は2週間前としているところもあるので,早めに申込手続きを済ませるのが吉である。私は後手に回ってしまった。ADSL の工事は5月22日(火)になる。インターネットが使えない間に,以前失敗した OS のバージョンアップに再度トライしてみようかなぁ(nlog(n): Vine Linux 4.1 への移行を試すが元に戻す)。
ただし,移転と同時に ADSL の速度変更などをする場合は,うまくやっても使えない期間が発生する。新住所でモデムを受け取らなければならず,工事はその後になるからだ。
手続きをしていて疑問なのは,「利用可能予定日」とか「希望日」が何を意味しているかである。工事が行われる日なのか,朝から使える日なのかである。「工事が行われる日」であれば,その日の内には使えるようにはなるが,工事が午後なら午前中は使えないことになる。「朝から使える日」であれば,工事は前日に終わっていなければならない。よく分からない。
追伸: このような理由で,このサイトは5月19日(土)の朝〜5月22日(火)の夜まで止まります。スンマソン。
Posted by n at 2007-05-15 22:54 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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