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LinuxWindows Virtual PC 2007 で Vine Linux

Microsoft Virtual PC 2007 上に Vine Linux 4.1 をインストールする。OS バージョンアップのノウハウ収集するのに便利。

■ ■ ■

先日,ブログ用のサーバの OS をバージョンアップしようとして失敗した (nlog(n): Vine Linux 4.1 への移行を試すが元に戻す)。いきなり実機でやると停止時間が長くなってしまうので,仮想環境でシステムを構築してみることにした。

Microsoft Virtual PC 2007 は Microsoft が無償で公開している仮想 PC 環境。Windows XP は Professional Edition のみ対応している。試しに Virtual PC 2007 上に Vine Linux 4.1 をインストールしてみることにした。

ソフトウェア環境は,Windows XP Professional Edition, Vine Linux 4.1, ハードウェアは ThinkPad T42 である。

Vine Linux の ISO イメージファイルをダウンロードする (Vine Linux)。CD-R に焼いてもよいが,焼かずにマウントするだけでもよい。マウントしてドライブを割り当てるには,MicrosoftVirtual CD-ROM Control Panel for Windows XP (解説) や,DAEMON Tools Shell Extension (解説) などが使える。

物理ドライブを CD として認識できる
物理ドライブを CD として認識できる


マウントした後に Virtual PC を起動し,「CD」→「物理ドライブの使用」で割り当てることにより,マウントした CD イメージを CD として認識してくれるので,そのままインストールができる。

Vine Linux の起動
Vine Linux の起動


仮想ディスクのサイズは 2 GB とした。インストールは問題なく終了。ネットワークも使える。

マウスカーソルの扱いには注意が必要である。Windows のマウスカーソルは,Virtual PC のウィンドウをクリックすると Vine Linux のカーソルになってしまう。Vine Linux のカーソルから Windows のカーソルに脱出するには,「右側の Alt キー」を押す。左側の Alt では脱出できない。Virtual PC ウィンドウのタイトルバーをクリックすれば,マウスカーソルは Windows のままで Vine Linux にキー入力が可能である。

画面のキャプチャは PrintScreen ではできないので,IrfanView を使った。

仮想環境といえば VMWare だと思っていたが (VMware Player),Virtual PC で十分である。

今回,仮想環境のディスク容量を 2 GB にしたが,けちけちせずに 4 GB くらいにしておいて,サーバ環境をログを含めて全部コピーして,まるごと DVD に焼いてしまうというのもいいかも知れない。

Posted by n at 2007-06-28 23:06 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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