空を見上げると,月の周りに輪ができていた。円形ではなく楕円形だった。
今日,2008年1月22日は満月である (The Moon Age Calendar)。夜 19:00 過ぎ,空を見上げると月の回りに輪ができているのが見えた (埼玉川越付近)。月の輪の形は,楕円形であった。月の輪は,月暈{つきがさ,げつうん} と呼ばれるもので,普通は円形であるようだ。楕円形というのは珍しいのではないだろうか。
この月の輪は肉眼で観察できたものである。カメラのレンズの効果ではない。「暈」という字は,パソコンの画面だと分かりにくいが「日」の下に「軍」と書く。訓読みは「かさ」,音読みは「うん」である。
月暈は,暈は雲を形成する氷晶がプリズムとしてはたらき,太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生するとのこと (暈 - Wikipedia)。空に氷の結晶があるということは,気温が低く,水分が多いということになる。確かに今日は寒い。
三脚なしで月を撮るのは難しい。手ぶれを最小限に抑えるために,塀の上にデジカメを乗せ,手で支える。写真のためとはいえ,この状況を客観的に見ると泣けてくる。暗がりで壁に張り付いてじっとしているのは変な人である。
埼玉南部の明日の天気は,「くもり 時々 雪」の予報である (tenki.jp(天気予報))。昨日は,雪の予報だったが降らなかった。明日は雪が降るだろうか。
レーダーを見ると,九州,四国から東海にかけて雨雲があるようだ。
2008年1月23日追記:
埼玉南部は,朝7時過ぎから雪,昼からは雨になりました。
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