体の仕組みが違うだけで,こうも考え方が違うとは。男と女が近寄るとき,互いの立場が積み重なって層をなすことの1つの理由がそこにある。
独身女性の性交哲学 / 山口みずか - plaisir.genxx.com に興味深い話が出ている。引用の引用になってしまうので恐縮だが,山口みずか著の「独身女性の性交哲学」 には,次の記述があるそうだ。
男から女へは無理やりセックスをすることができるけど、女がその気のない男にセックスを強要するのは不可能に近い。早い話が、ちんこ勃たなきゃ話にならんのだ。ここにすべての問題が潜んでいる。(p. 135)
これはするどい指摘である。女としては,男にその気になって欲しいものの,勝手にされても困る。したがって,複雑な戦略を立てなければならないというわけだ。
男としては (私は男なのだが),まんまと乗せられてしまって女の思い通りになっているような感じを受けることがあるのは,実はそういうわけだったということだ。例えば次の会話のようなことである (脳内生成の会話である)。
女: 「なかなか会える時間がないわね。」
男: 「そうだね。悪いことはできないってことだな。」
女: 「ふーん。悪いこと考えてたんだ。いけないんだ。」
男: 「そういうこと言うか,この口は。」
女: 「何よ。」
男: 「そういう口はこうして塞いでやる。」
女: 「あ〜れ〜。」
この後,物理的には男が嵌めるような状況が予想される。しかし,戦略的には男が嵌められてしまっている。まぁ,それも喜んで嵌りにいっているのだから問題はない。いや,問題はあるのだが,お互いの目的が一致しているので,問題にならないだけだ。いや,むしろ問題があった方がいいような,むしろ燃えるような。
体の構造が違うということだけで,考え方が大きく変わってくるという興味深い例である。
Posted by n at 2008-06-05 23:17 | Edit | Comments (2) | Trackback(1)
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なるほど! そんなからくりがあったとは・・・
トラバさせていただきたい! って思うんですが
今回は上手くいくかな〜?w
Posted by: maro助 at June 13, 2008 17:32maro助 さん
トラックバック成功です。
http://blogs.yahoo.co.jp/tono_s_maro/55686530.html
「自分の言わせたい言葉が出てこない時の女性ほど恐いものは ないねw」
そうかも。それでイライラしていることがあるのかも。
「断る! って初めから決めてて それなのに その気にさせて 言わせるだけ言わせて ヤッパリ断る!!w」
Posted by: n at June 14, 2008 23:30おー。これは『けんかをやめて』を思い出してしまいました。『わたしはモテる〜わたしはモテる〜♪わたしの美貌にトチ狂わないで もうこれ以上〜♪』と聞こえたような気がしました。もちろん空耳です。