Vine Linux 4.2 に TFTP サーバをインストールする。telnet コマンドで接続テストをしたところ拒否された。テスト場合は tftp クライアントを使わなければ。
Vine Linux 4.2 に TFTP サーバをインストールする。
Vine Linux 4.2 は xinetd 経由で TFTP サーバを起動するようになっているので,/etc/xinetd.d/tftp に次のように書いておく。
上の設定により,TFTP サーバは /tftpboot ディレクトリ内のファイルへのアクセスを許可するので,/tftpboot ディレクトリを作っておく。
xinetd を再起動すれば完了である。
クライアントもインストールしたい場合は tftp パッケージをインストールすればよい。
TFTP も FTP のように telnet で接続テストができると思ったのだが,「Connection refused」になった。これでハマった。tftp クライアントでなければならない。
tftp クライアントでもアクセスが拒否される場合は,/etc/hosts.deny をチェックする。何も書かれていなければ,iptables で拒否しているかをチェックする。iptables の設定は,/etc/sysconfig/iptables にある。tftp のポート番号である 61 が tcp/udp ともに許可されているかを確かめる。
TFTP サーバを使い終わったら,TFTP サーバが自動的に起動しないように,設定ファイル /etc/xinetd.d/tftp 内で「disable = yes」にして,xinetd を再起動しておく。
xinetd デーモンは /etc/xinetd.d ディレクトリに含まれるサービスを起動するようになっている。このディレクトリは /etc/xinetd.conf 内に記述されている。/etc/xinetd.d 内の設定ファイルは,すべて「disable」の項目を持っているので,これで起動をコントロールすることができる (つまりファイルを削除しなくてよい)。また,起動するようになっているかどうかのステータスは grep で調べることができる。
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