今日の朝から関東地方は計画停電が開始される。このブログは自宅サーバで運用されているので停止する。停電中は電話が使えない。断水になる可能性もある。しばらく風呂はなし。体を拭くだけにする。
今日2011年3月14日から東京電力による計画停電が実施される。4月末まで続ける見込みとのこと。
ブログサーバが停止することなどはチャンチャラおかしくて,困ってはいない。しかし,停電となると生活への影響はかなり大きい。
電車は間引き運転となるようだが,いつ全面ストップとなるか分からないので使えない。もし出勤する必要があるのなら,自転車を使うしかない。
計画停電は,5つのブロックに分割されて順に行われる。ただし,私の勤務先のある川越市は,第1,第2,第4の3つのグループに入ってしまっている。全てを合わせると,停止時間は6:20-13:00,13:50-22:00となる。つまり,6:20から22:00の間に電気が使えるのは,13:00-13:50 の50分間ということになる。
電気のある生活が普通になってしまっているため,停電の影響は予想ができない。日常生活においては,まず連絡手段である電話が使えなくなる。先ほど自宅の電話のコンセントを抜いて確認した。留守番電話機能が使えなくなるだけでなく,電話の基本的なベルを鳴らす機能も使えない。かつての黒電話は,電話線で供給される電力だけでベルを鳴らし,通話をすることができたが,最近の電話機は,家庭用の電力が供給されていることが前提に設計されているため,停電には対処できないのだ。
断水になる可能性もある。マンションの屋上にはポンプで水を汲み上げているはずだからである。ポンプが止まれば,タンク内の水が全てとなる。ひとまずは風呂はなしとする。体を拭くだけでも大丈夫。体を拭く場合は,「首,股,関節」にする。他は拭かなくても問題ない。浴槽にたまっている水は,水洗便所に使う (地震が起こったら、まずこれをしろ!)。
冷蔵庫が止まるのが困る。中のものはできるだけ早く腐らないうちに使わなければならない。しかし,使ってしまうと,今度はスーパーマーケットも営業しなくなるだろうから,食料に困ることになるだろう。これは深刻である。
ご飯が炊けなくなる。電気釜だからだ。ガスが使えるうちは,鍋で炊くことになるだろう (ガスコンロでメシを炊く)。
ガスが使えなくなったときのために,サラダオイル,アルミ缶,アルミホイル,ティッシュで作れる卓上コンロを作る予定 (サ・ア・テふしぎな卓上コンロ)。アイデアはいいのに,Web ページの作りが悪くて作り方を保存しにくいのが難点である。
テレビのブロードバンド配信も行われているが,テレビが見られる地域ではテレビを見るべきである。本当に必要な場合のために帯域を空けておいた方がよい。
夜の電力も無駄なので,パソコンを消して寝ることにする。しばらくしてフィード配信のサーバがブログフィードを読みに来たら,サーバも停止する。
困るって? なに,少し昔の生活に戻るだけさ。全員で生き延びることの方が大切だ。
2011年3月27日追記:
「風呂に入らない計画」はあっけなく失敗に終わりました。水が不足している訳ではないし,子どももいるからです。一人暮らしの時のような浅はかな考えでした。
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