液晶テレビ Toshiba REGZA 37Z3 を購入した。
2011年7月24日の地デジ化からはや一年 (日本の地上デジタルテレビ放送 - Wikipedia) 。これまでは地デジチューナーでしのいできたが (nlog(n): 地デジチューナー D-TR1 購入),ついに液晶テレビを購入するに至った。買おうか考え始めたのが 2008 年なので,4年越しである (nlog(n): ハイビジョン液晶テレビの購入は先延ばし)。長すぎ!
大きな理由のひとつは,視力の低下である (笑)。最近のテレビ画面の大型化にともない,画面内のテロップや字幕が一回り小さくなってしまった影響で,その字が読めなくなってしまったのである。以前はもっと大きい文字が使われていたのだが,いつの間にか,ちまちまな字ばかりになっていた。地デジチューナーの出力をアップスキャンコンバータで 21 インチの RGB ディスプレイに出力していたのだが (nlog(n): アップスキャンコンバータ購入),画面が小さいのに加え,アスペクト比 16:9 の放送を写すようにしているので,上下に黒帯が入ることになり,ますます小さく! さらにさらに,4:3 で作られた昔のテレビ映像作品は,左右に帯を挿入して放送されるので,「上下左右に帯」という状況になって,二回りくらい小さい画面で見ているのと同じ状況になってしまったのである。
さて,REGZA 37Z3 であるが (Z3/TOP|液晶テレビ|REGZA:東芝),37 インチの画面というのはデカい。我が家には大きすぎた。単に慣れの問題かも知れないが。
スペックの確認と価格比較は「価格.com」で行った (価格.com - 東芝 REGZA 37Z3 [37インチ] スペック・仕様)。次の要件を決めて,各社の製品を検討した。
要件: フルハイビジョン (1920x1080),倍速 W 録画,外付 HDD,DTCP-IP 対応,DLNA 対応,PC 接続,ノングレア液晶
ターゲットを絞ってから,大型量販店で画質を確認。価格が折り合わなかったので,ネット通販で購入した。残念ながら,ノングレア液晶の要件は満たさなかった。決め手としては,コストパフォーマンスがいいことと,地デジチューナー Toshiba D-TR1 の親和性が高いことである。
購入価格は 57,400 円。6月の初め頃は最低価格が 50,000 円で,ジワジワ上がって来てしまった (価格.com - 東芝 REGZA 37Z3 [37インチ] 価格推移グラフ)。オリンピックが始まる関係だろうか (開催期間は 2012-07-25 - 2012-08-12,時差はマイナス8時間 (ロンドンオリンピック2012 - JOC))。
テレビの購入で,これまでの「超複雑手順問題」も解決した。すなわち,チューナーや DVD の電源を入れて,アンプの電源を入れ,アンプの入力を切り替え,ディスプレイの電源を入れる。そして音量調節は手動というもの (nlog(n): 自宅の AV 機器接続 - アナログ停波以前)。これがリモコン一発で,音量もリモコンで調節可能になった。DVD を見るときが,まだ難しいかも。録画に関しては,まだタイの洪水の影響でハードディスクが高いので,先送り。D-TR1 で済ますことにした (nlog(n): 録画用 2TB 外付ハードディスク購入)。
これで,今度おじいちゃんが遊びに来ても OK だ。「テレビは買わないのか? お金がないんだったら出してやる」と言われ続けてはや4年。我が家のことを心配してくれているようで,本当は自分が見たいだけという話もあったりしたが…。これで大丈夫だ。
2016年7月14日追記:
自宅内の接続図を描きました (nlog(n): 自宅の AV 機器接続 - 地デジ対応テレビ導入後)。
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