ジェットストリーム 4&1 のグリップにドクターグリップ 4+1 の替グリップを使ってみたが,サイズが合わなかった。無理やり被せて使うことにした。
普段使いのボールペンで気に入っているのは三菱鉛筆のジェットストリーム 4&1 である。
書き味はとてもいいのだが,問題は本体である。最近になって,グリップ部分がビロビロになって,しかもべたつくようになってしまった。上の写真でも分かるように,油っぽくテカッている。これは手の脂ではない。
しばらくグリップのゴムを取り外して使っていたのだが,指が角に当たって痛いという難点があった。やはりゴムは欲しい。
ジェットストリームの本体に不満を持っている人は多いようで,モンブランの本体に入れている例もあるし (普段使いのボールペン JETSTREAM with モンブラン),調べまくって対応表を作っている人もいる (なんでもJetstream化プロジェクト)。最近発売になったスタイルフィットの替芯 (ジェットストリームインク) がドクターグリップ 4+1 に使えるという情報もあり (Dr.Grip4+1 をジェットストリーム化 - GONE WITH THE MEDICINE),これがよさそうなのだが,既に替芯を買い込んでしまっていて (nlog(n): ボールペンは JETSTREAM に落ち着く),本体を変えると替芯が無駄になってしまうため,やむなく却下することに。
そこで,ジェットストリームの本体はそのままに,グリップだけを何とかできないか考えてみることにした。
文房具店で聞いてみると,グリップのゴムだけの販売はないとのこと。だが,ボールペン本体のネジから先の部分は取り寄せることができる。カタログには載っていないのだが,電話で三菱鉛筆に問い合わせてもらったところ,注文は可能とのことだった。現在の価格は315円。これは「部品扱い」となるため,取り寄せには2週間程度かかる。
そこで,試しにメーカーが違うがパイロットの「ドクターグリップ 4+1」のグリップを注文してみた。これも部品扱いのため注文から2週間かかるが,価格は105円とお安い。
装着してみると,グリップ直経が少し大きいためユサユサし,長さが 1 mm ほど短いことが分かった (上の写真で隙間が分かる)。これはよくない。
そこで,苦肉の策として,ジェットストリームのグリップに,ドクターグリップの替グリップを無理やり被せて使うことにした。ねじ込むのにかなりの力がいるが,何とかなる。グリップ部分の直径は2枚重ねのために大きくなるが,ベタつきはないし,ユルユルでもない。見た目が悪いという欠点があるが,単に慣れの問題だとして今回は無視。
しばらく使ってみて,気に入らないときはまた別の手を考えることにしよう。
ジェットストリーム 4&1 のグリップのみの販売はない。グリップを含む先端は部品として取り寄せができが,ちと高いし,またすぐにダメになるのは分かりきっている。ドクターグリップ 4+1 のグリップは安価で取り寄せができるが,ジェットストリーム 4&1 には少し太くて少し短い。オリジナルのグリップに被せる形で2重グリップにするなら使える。
2013年10月12日追記:
落として割ってしまったので買い替えましたが,グリップは上記の方法を続けています。
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