固形石鹸が小さくなったら,新しい石鹸にくっつければ無駄なく使える。そのままペッタンコすると剥がれてしまうことがあるが,爪で傷をつけておくと上手くくっつけることができる。
何年か前にどこかのブログの記事か何かで読んでから,ずっとこのやり方をしている。その元になった記事が見つけられないので,ここに新たに書いておくことにする。固形石鹸の上手なくっつけ方である。
石鹸が小さくなってくると,表面積が小さくなる関係で,こすったときに削り取られる石鹸の量が減るため泡立ちが悪くなる。しかも,小さくなったまま使い続けると,2つに割れたりしてイライラする。そこで,新しい石鹸に重ねてくっつけようとするが,すぐに取れてしまったりしてまたもやイライラしてしまう。小さい石鹸の処置は悩みのタネなのである。しかし,ここで紹介する方法を使えば大丈ブイ。上手くくっつけることができる。
小さくなった石鹸をいくつか集めて,電子レンジを使って溶かして1つにしてしまうという方法もあるようだ (小さくなった石けん | その他(生活お役立ち)のQ&A【OKWave】)。ただし,電子レンジが石鹸臭くなるという欠点があるらしい。他にもいろいろやり方はあるようだ (小さく薄くなった石鹸はくっつけないの?(駄) (3) : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))。
用意するものは,小さくなった石鹸と新しい石鹸。どちらも柔らかい方がいい。新しい石鹸は使ってから1日置いたものがベターだが,新しく出してから体を洗うのに使った後のものでもよい。いずれにしても,くっつけるタイミングは「これから使う」ではなくて「使った後,風呂から出る時」である。
話は変わるが,石鹸についた髪の毛や脇毛やその他の毛は,爪で取ろうとしても上手く取れないのに,お尻のほっぺた部分でこすると簡単に取れるのはどうしてだろうね?
まずは作業の概要をつかむことが大切である。小さい石鹸と新しい石鹸の両方に爪で何本かの筋をつけて,筋をつけた面どうしを貼り付けるのである。
上の図は石鹸の断面である。イメージとしては上の方のように機械的にカッチリとハマる感じであるが,実際は下の方のように傷をつけて柔らかい石鹸のさらに柔らかくなった部分同士が融合するのである。
この作業は風呂から上がる直前に行うとよい。新品の石鹸は,使ってふやかしておくのがコツである。まず,少しふやけた新しいに爪で筋をつけていく。筋がつけられないのはまだ固すぎるので,もう少しお湯につけるなどしてふやかした方がいい。筋は軽くではなく,しっかりとつけることが大切である。
小さい石鹸にも爪で筋をつけていく。概念図の「カッチリイメージ」に近くなるように,新しい石鹸と同じ間隔で筋をつけるようにする。もちろん,実際は「融合」されるので,ぴったり同じにする必要はない。
そして合体。重ねてから「ぎゅっ」と押さえて,後はそのまま動かさないようにして風呂から上がれば終了である。翌日には1つの石鹸として使うことができる。
これで,小さい石鹸を無駄なく,しかもイライラなく使い切ることができる。それにしても,お尻で石鹸についた毛が取れるのはどうしてだろうね。
Posted by n at 2013-06-04 20:43 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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