我が家では子どもを間にして寝ると,「川の字」ではなく「Hの字」になってしまう。それは子どもの足が親の存在確認センサーになっているからだった。
我が家では,日本の伝統に則り,子どもに添い寝をしている。とはいっても,日本の伝統だからそれに従うというのではなく,布団を並べて敷けば自然と添い寝になってしまうだけである。
添い寝をすると「川の字」になる。両側が母親と父親で,間に子供を挟む形である。ところが,我が家の場合,なぜか「Hの字」になってしまう。Hといっても,子供を間に挟みながら,両親がHなことをするとか,そんなことではない。それはそれでスリリングかもしれないが,趣味の話だし,子供が突然目を覚ましてトラウマなったらどうするのか考えるだけでも面倒臭いので取り扱わない。
「Hの字」というのは,子供が横向きになることでできる形である。何度「川の字」の向きに直しても,しばらくすると「Hの字」になっている。それならばと,最初から「Hの字」にしておけば90°回転して「川の字」になるかと思えば,「Hの字」のままなのである。子供が2〜3歳の小さい頃であれば「あら可愛い」とか「元気でいい」ということになるが,5〜7歳では実害があるのである。
我家の場合「Hの字」になっているとき,子供の向きは,頭が母親,足先が父親であることがほとんどである。足先は,父親 (である私) を蹴飛ばしたり,尻の下に潜り込んできたりする。蹴りは結構な力なので,眠りが浅くなるなど,かなりの実害がある。どうやら無意識でやっているわけではないようなので,直接子供に聞いてみると「温かくて気持ちいいから」なのだそうだ。しかし,真冬でもないし,布団をかけてやればはぐってしまうという暑がりなので,本当のところは分からない。
いろいろ試してみると,どうやら,足で蹴るのは,親がそこに寝ているのを確認するためらしいということが分かってきた。いなくなるとすぐに分かるのは,足先がセンサーになっていたからだったのである。そっと起きだしたことを敏感にキャッチするのにはほとほと困らされている。せっかく早起き生活のコツが分かって軌道に乗ったのに (nlog(n): 早起き生活を続けてみて分かったこと),続けるのが難しくなってしまい結局終了してしまった (nlog(n): 早起き生活の終わり)。
現状,打つ手なし。
2014年10月15日追記: 今年もまだ打つ手なしとなっております。
Posted by n at 2013-10-15 22:48 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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