Amazon が小さい商品の梱包に使っているダンボールのような素材の封筒は,内側に弱い粘着性の材料が使われている。
Amazon でノートを注文すると、ダンボール素材の封筒で商品が送られて来ることがある。この封筒は、内側にダンボールのウネウネが露出していて、しかもそのウネウネは少しベタベタしている。ベタベタはしているが、商品に貼りついてしまうほどではないくらいの、ポストイット的な弱粘性の素材である。
この封筒、開け方は手で破くように、封筒自体にやり方が印刷されている。確かにそうやると開けることができる。「手でやぶく」というのは、簡単な作業だが、この封筒にとっては実は本質的なことでもあるのだ。実際、ハサミを使うと開封できないのである (!)
実は、手でビリビリとやぶいて開封した後で再利用しようと思い、端をハサミで切りそろえたのだが、切ると同時に封がされてしまったのである。封筒の内側のベタベタは単体では商品に貼りつかないが、相手が同じベタベタのときは互いに強く貼りつくようになっているのだ。
この封筒のスゴいところは,大きさ自由なところである。小さくても,大きくても,中途半端な大きさでも自由自在。弱粘着ベタベタのお陰で,圧着すればどこでも封筒の端にできるからである。
自分でこの封筒に封をしたい場合,圧着には (先の痛い経験から) ハサミを使うのがいい。切るときに挟む圧力で封がされ,さらに端がキレイに整うからである。
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