ブログサーバの SSD に障害が発生した。復旧しようとするも,Apache が起動してくれない。情報はすべてブログの中にあり。まさに「鍵は鍵箱の中」状態。
昨年2013年にブログサーバのハードディスクを SSD に換装した (nlog(n): ThinkPad T42 のハードディスクを SSD に換装)。ディスクアクセスが高速になり快適だったのだが,最近 IO Error を頻繁に出すようになってしまった。fsck をかけると悪くなる一方。これは何とかしなければ。
応急処置的に古い 2.5 インチハードディスクを掘り出してきて,データをコピーすることで,データがすべて吹っ飛ぶというような最悪の事態は免れた。バックアップは重要だ (してないけど)。大まかな復旧手順は以下の通り。
SSD から退避したデータは,レイディオのように壊れかけているので (笑),戻した後に fsck をかけることが必要である。一度目はこれを忘れていたので,ネットワークにつながっていたのに接続を更新したら二度とつながらなくなるなどの不可解な現象に見舞われた。
失敗したのは /usr/local をバックアップしていなかったことである。/usr はどうせ CD から復旧できるからと高をくくっていたら,/usr/local は復旧できないことに後から気がついた。次もまた忘れちゃうと思うので,もう /usr/local でなくて /etc/local にしてしまおうかと思っている。
自宅内ネットワークの名前解決に bind を再インストール。これがないと始まらない。そういえば,bind についてはブログ記事にしていなかったような…。
Dyn.com の更新プログラムをインストール (nlog(n): ddclient 3.8.1 の設定)。
まずは mod_perl2 から (nlog(n): Apache2+mod_perl2 で MovableType 2.661)。
libapreq2 のインストールには apache2-devel と sqlite3-devel が必要というのは,Apache の起動に失敗したエラーログから分かる。順番にインストールする手順は以下の通り。
mod_fcgid のインストールもソースから。
PHP5 のインストールはパッケージで。
Apache の SSL 起動に必要な CPAN モジュールのインストール。
オレオレ証明書を移行し忘れたので作り直し (nlog(n): Apache を SSL 対応に)。
Movable Type 起動のために以下をインストール。
mt-build で表示されるエラーでモジュール不足をチェックしてインストール。
困ったのは次のエラー。
Got an error: Can't locate object method "new" via package "MT::App::CMS" at mt.cgi line 37, <DATA> line 855.
mt.cgi の 37 行目ではプラグインを呼び出していたので,プラグインが使っている CPAN モジュールをインストール。
追加で自作プラグイン用の CPAN モジュールも (笑)。
携帯用サイトのために次のモジュールをインストール。
Webalizer も再インストール (nlog(n): Webalizer のインストール)。
Apache の設定他,ほとんどのコンフィグレーションファイルは残っていたにも関わらず,再構築には手間と時間がかかった。休日返上マジ勘弁。データセンターを使うという手もいずれは考えなければならんな。Movable Type 2.661 の情報が少ないというのも困りもの。Google 検索すると自分のサイトの情報が出てきてしまう。う〜ん。
2014年6月28日追記:
修理に出すのを忘れてしまいました (nlog(n): SSD を修理に出すのを忘れていたら保証が切れた)。
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