CAPTCHA™ による画像認証をつけて迷惑コメント対策をすることにした。
これまで,このブログにコメント投稿をする際は,1度プレビューをしてからにしてもらうということで迷惑コメントを排除してきた (nlog(n): プレビューを強制する迷惑コメント対策)。しかし,このやり方に対応するロボットが出てきて,迷惑コメントが1日に100件以上も入るようになってしまった。
そこで,CAPTCHA™ を使って迷惑コメント対策をすることにした。Movable Type に導入するのにはいくつかの方法が提案されている。
このブログは Movable Type 2.661 である。Movable Type 3.2 用のプラグインを手直しすれば使えそうだが,テストするのがしんどいので,Open MagicVox.net 提案の方法を使うことにした。仕組みとしては The CAPTCHA Project. Gimpy. を使っているとのこと。Gimpy は何故か現在リンク切れ。
動作環境は Vine Linux 4.2, Movable Type 2.661, CGI 3.65, GD 2.0.35, Digest::MD5 2.53。
CAPTCHA によるコメントスパム対策 - Open MagicVox.net から Tiny Gimpy の CGI をダウンロードして設置。設定ファイルは tgimpy.cfg という名前にして,tgimpy.cgi と同じディレクトリに置いた。
必要な Perl モジュール CGI, GD, Digest::MD5 をインストール。Vine Linux には,GD のコンパイル済みパッケージが用意されている。
Tiny Gimpy にブラウザでアクセスしてみると,
http://nlogn.ath.cx/cgi-bin/tgimpy.cgi?cfg=tgimpy&key=1
画像は出るが,画像の中にノイズが入らない。どうしてだろう?
個別記事とコメントプレビューの2つのテンプレートに以下を追加。
MTEnumVar というのは,連番を振ってくれるプラグイン Ogawa::Buzz: MTEnumVar Plugin の変数タグ。
(MT のインストールパス)/lib/MT/App/Comment.pm を修正する。これもそのまま。
これはスルドク効果があった。しばらくは迷惑コメントに悩まされずに済みそうだ。ただし,普通のコメントが入らないのは,この対策のせいではない (泣)。
Posted by n at 2014-04-14 03:51 | Edit | Comments (1) | Trackback(0)
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Posted by: n at April 14, 2014 04:08