今回は親子の部で参加した。本番になると,子供は普段よりも力を発揮する。一緒に走った親はヘロヘロ。
昨日,2015年1月18日,ふじみ野市が主催する新春ロードレース大会に参加した (第10回新春ロードレース大会 | ふじみ野市ホームページ)。前回の参加は3年前である (nlog(n): ふじみ野市第7回新春ロードレース大会に参加してきた)。
今回は親子の部での参加となった。親子の部は,小学校1年生から3年生までの子供と,その親がペアで走る競技である。ペアになっている親子は1本の「はちまき」を握って離れないように走らなければならない。はちまきから手を離すと失格となってしまう。走る距離は 1 km。短いのに,全力で走るのはかなりしんどい。途中で周りのお父さん方から「ゼエゼエ」いう息が聞こえてきて,これはお父さんも大変だな,と妙な親近感を覚えたりした。自分も息をきらしてヘロヘロになっている点では同類だったからである。
親子の部は全部で4レースあり,1レースあたり80組くらい合計160名くらいが一緒に走ることになる。我が親子は最後列からスタートしたので,混雑して走りにくかった。子供は小さいので,狭い隙間から前の人を抜かそうとするが,それにつながっている親には入り込む場所がないのだ。隣に走っている他の親子と接触してはいけないし,ましてや子供を引っ掛けて転ばせてはいけない。これにはかなり気をつかった。後半で疲れが出て抜かされるときも同様で,できるだけ広がらないように心がけた。
結果は4分台で走ることができた。ここ1か月ほど練習してきたが,いつも5分以上かかっていたからとても嬉しい。本番になると子供は普段以上の力が出るらしい。よく頑張った。
さて,会場の様子は3年前にくらべるとかなりよくなっていた。変わったと気づいたことがいくつかあったので,以下にまとめておく。ただし,それらは今年からなのか,1年前,2年前から変わっていたのかは不明である。
もっとも大きな変化は IC タグが導入されたことである。ランナーは IC タグを貼り付けたゼッケンをつけて走り,ゴールした時刻が自動的に記録される仕組みになっていた。第9回のロードレースには IC タグ代が参加費に入っているので (マラソン・ロードレース大会情報|テクネット),去年2014年からのようだ。
ゴールには受信用のアンテナが設置されていた。アンテナはゴールの両端にあったので,その間を通過した時刻が分かるようになっているのだろう。
前に参加したときは,ゴール時に番号札を渡されるという方法だった。しばらくして番号とタイムの一覧が掲示されたので,自分の持っている番号札でようやく自分のタイムが分かるという仕組みだった。そして,記録証には自分でタイムを書き込む必要があったのである。
今回は,IC タグのシステムのおかげで,このあたりがシステマチックになっていた。ゴール直後にゼッケンのバーコードを読み込んでもらうと,出口のところで記録証をプリントアウトして渡してくれるようになっていたのである。記録証には自分の名前とタイムが印字されていた。
以前はトップのランナーを先導するのは自動車だったが,今回は白バイになっていた。役割的には自動車でもオートバイでも変わりはないのだが,先頭を走っている人は気分的に本格的なマラソンの雰囲気を味わえるかも知れない。ただし,白バイは1台である。
スポーツドリンクの無料配布があった。ホットレモネード風味のドリンクで,紙コップに入れて渡してくれた。気温は低くて寒いし,走り終わった後だと喉は渇いているので,暖かい飲みものはうれしいサービスである。私はこれを知らずに自分で飲み物を持って行ったので,単なる荷物になってしまった。
今回の参加賞は,スポーツドリンク用プラスチックボトルと「ふじみん」のクリアファイルだった。「ふじみん」とはふじみ野市のマスコットゆるキャラである (ふじみんの部屋 | ふじみ野市ホームページ)。参加賞の賞品をよく見ると「新春ロードレース大会完走賞」となっていた。参加しても途中棄権してしまうともらえないらしい。
子供に感想を聞くと,「疲れたけど楽しかった」ということなので,次回も参加したいと思っている。子供たちが力を精一杯出している姿を見るのはいいものだからだ。ただし,この時期なので風邪やインフルエンザには気をつけなければならない。
Posted by n at 2015-01-19 23:29 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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