税込価格1010円の本を購入したところ,支払い金額は1009円だった。1円得をした。1円未満の端数の処理は事業者が決めていいらしい。
先日,タナゴが特集されていたので思わず「つり人」を購入してしまった。衝動買いである。
写真は,上が雑誌,下がレシートである。雑誌には「定価 1010円,本体 935円」と書いてある。しかし,書店では,本体価格に税金を加えた額がレジで自動的に計算され,請求が行われる。消費税が 8% の現在は,935 × 1.08 = 1009.8 (円) となるが,書店では切り捨てで計算しているのだろう。出版社では四捨五入または切り上げで計算しているため,「きりのいい」1010円という価格になっているのだ。
この1円未満の端数についての処理は事業者に任されているとのこと。
「税抜価格」に上乗せする消費税相当額に1円未満の端数が生じる場合がありますが、その端数をどのように処理 (切捨て、切上げ、四捨五入など)して「税込価格」を設定するかは、それぞれの事業者のご判断によることとなります。
出版社と書店の計算方法は違ってもよいのだ。
切捨て処理を行う書店の場合,本体価格から計算した税込価格が出版社の提示する定価に一致するためには,消費税 8% であれば,税込価格は 27 の倍数である必要がある (ワカリニクイナ)。別の表現をするなら,切捨て,切上げ,四捨五入の処理をしても変わらないような税込価格は 27 の倍数のときのみである (27 というのは,108 を,100 と 108 の最小公倍数 4 で割った値)。あるいは,本体価格が 25 の倍数のときである。
それ以外の値段のとき,1円未満の端数切捨て処理をしている書店で本を購入すれば,1円得をすることができるのだ! (ダカラドウシタ?) という声がどこからかした気もするが気にしない!
あ〜寒がりながら釣りしたいぞ!
Posted by n at 2015-01-21 02:21 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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