iPhone の画面が映らなくなってしまった。でも何とかしてバックアップしたい。Siri にお願いする。
水没してディスプレイが真っ暗になってしまったものの (nlog(n): docomo iPhone 5s が水没),分解してみて結局ディスプレイユニットに問題がなかった docomo iPhone 5s (nlog(n): iPhone 5s を分解して水没マークを確認) についての続報である。OS のバージョンは iOS 8.3 である。
iPhone のハードウェアが壊れたとしても,データだけは残したい。そんなときに役立つのがバックアップである。しかし,購入して1か月経った時にかバックアップしていなかった。1年以上も昔のバックアップデータは使えない。バックアップしたいデータは次の通り。
あれ? こんなもんか。LINE でしか連絡が取れない友人がわずかにいること以外は,ものすごく価値があるデータかというと,そうでもないような気もしてきた。ブログを初めて以来,自分の過去ログに執着する気持ちが強まっている気がする。
ライトニングケーブルを PC に接続して iTunes からバックアップを選択するが,「パスコードでロックされているため接続できませんでした。」というメッセージが表示されてバックアップができない。
iCloud の設定がしてあれば,iCould にバックアップができる。ただし,Wi-Fi 接続されていて,かつ,充電中であることが条件である。しかし,画面が映らないので Wi-Fi がオンになっているかどうかが分からない。こんなときには Siri が使える。Siri に向かって「ワイファイをオン」と言えばいいのである。Wi-Fi をオンにして一晩放置したが,iTunes を見た限りではバックアップに成功していないようだった。
iPhone 5s には指紋を登録してあるので,通常はホームボタンに軽く触れるだけでホーム画面を表示されることができていた。しかし,一度再起動をしているのでパスコードを入力しなければならない。ぐぬぬぬぬ。それでもいろいろやっているうち,画面は映らないものの,画面に触れてみるとタップ音がすることが分かった。どうやら静電センサーは生きているようだ。そこで,画面を右から左へスワイプした後,テンキーが出ているであろう画面に向かってパスコードをメクラ打ちでタップしてみた。すると解除に成功。無事にフルバックアップをすることができた。
バックアップができたので,残るはハードウェアの交換である。
2015年7月28日追記:
交換をしてきました (nlog(n): ビックカメラで iPhone 5s を交換修理)。泣くほど高いです。
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