大腸内視鏡検査を受けた。大きめのポリープを切除したため1日入院となった。
今日のことを今日の記事に書くというのは何年ぶりか分からないが,現在入院中である。昨年,大腸内視鏡検査を受けポリープを1つ切除してもらった (nlog(n): 大腸内視鏡検査を受けてきた)。前回は小さいポリープだったので日帰りできたが,今回は入院である。
検査の前日に下剤を飲み始めるのは前回と全く同じである。午後2時に飲むマグコロールはとても酸っぱい。250 ml の液体を 30 分以上かけて飲むことという指示がある。250 ml であればあっという間に飲んでしまいそうで,時間調整をどうするのか心配になるところだが,実際に飲んでみるとそんな心配どこへやら。非常に酸っぱいので,一口飲むとしばらくは次が飲めない。落ち着いたところでもう一口,というように飲んでいけば自然と 30 分以上かかるのである。
この下剤は1時間ほどで効いてくる。薬をもらうときに「飲んでからトイレに走ることはありませんよね?」と確認してそんなことはないとのことだったが,1時間するとトイレに走ることになった。前日は職場での通常勤務だったので参った。
検査前日の夕飯は食べてよい。ただし消化の悪いものは避ける。特にトウモロコシは避けること。通常の状態であっても前日食べたものが何か分かるような便になってしまうものはダメなのである。さて,その夕食だが,下剤→夕食→下剤というように,下剤を飲みながら食事もするという不思議なことになっている。胃などで吸収できる栄養もあるので,できるだけ栄養をとっておくということなのだろう。
夕食が終わればまた下剤である。今回はピコスルファートナトリウム内用液というものだった。この下剤はすぐに効いて,飲んだらトイレに直行である。
検査当日は5時前に起き出し,まずトイレである。久しぶりに乗る5時台の電車。病院まで歩いて行くのに生憎の雨。背中が濡れてしまった。折りたたみ傘でない大きな傘にすればよかったか。
病院に着くと早速下剤である。これは前回の検査の時と同じマグコロールで,ポカリスエットのような味。1800 ml を2時間かけて飲む。
大腸に内視鏡をずんずん入れていく検査なので,ある程度は痛みがある。痛みを和らげるために,少し眠くなる薬を入れてもらうことにした。これも前回と同じで点滴の途中から入れてもらう。そうしてもらって寝ていたので,検査中のことはほとんど覚えていない。ポリープ切除のモニタは見ることができた。それからまた寝てしまったが,検査の終わりの方で結構な痛みがあったので目が覚めた。
今回は大きめのポリープだったので,安全のために1日入院となった。
今回が初めての入院となったのだが,初めて分かったことがある。ポリープ切除で入院すると,その日の食事は抜きになるということである。切除した部分から出血がある可能性があるので,経過観察のためにも食事はしない方がよいのだ。なので口にできるものは水のみである。
検査後の便は青い水だった。検査前は黄色い水だったので,色が変わったことになる。検査中に青い薬を使ったのがでてきているのだった。何度かトイレに行き4時間くらい経つとまた黄色い水になった。
前回の検査では気が付かなかったのだが,今回気づいたのは,下剤が効き始めると尿が出なくなるということである。現在深夜の2時で,まだ下剤が完全に抜けきっていないが,ようやくオシッコがしたくなってきた。
食事の代わりは水だが,検査後はずっと点滴を受けている。点滴には栄養剤は入っておらず,電解質がメインだそうで,腹は減る一方である。
あまりに暇なのでインターネット経由で映画を見た。ジュラシック・パーク (1993) 英語版である。映画の英語はほとんど聞き取れない。雰囲気だけで会話の内容を想像した。テザリングで映画をみたせいかよく分からないが,今月の iPhone データ使用量を確認すると 6.92 GB になっていた。7 GB 契約なので,あと 800 MB で速度制限になってしまう。あと 10 日もあるのにどうしろというのだ。テザリング怖い。
お腹も空いたし,ブログも書いてしまったので寝ることにする。
2015年8月22日追記:
退院しました (nlog(n): 大腸ポリペクトミーの術後異常なく退院)。
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