上部消化管内視鏡,いわゆる胃カメラの検査を受けてきた。
血液検査でペプシノーゲンという酵素を測定したところ,結果に問題があるとのことで,上部消化管内視鏡検査を受けてきた。いわゆる胃カメラを飲んできたというやつである。上部消化管というのは十二指腸と,その上部にある食道や胃を指す (上部消化管内視鏡 - Wikipedia)。
ペプシノーゲン陽性で,ピロリ菌は陰性。ただし,ピロリ菌が陰性だといっても,強い慢性胃炎の場合はピロリ菌さえ検出ができないことがあるので,油断できないそうだ。去年までは正常だったし,このところ消化器系に問題が出てきているということもあり,検査を受けてみることにした。
胃の検査は,大腸ほど大変ではない。大腸の場合は消化器系をすべて食物のない状態にしておく必要があるが,胃の場合は朝食を抜くだけだし,下剤も飲む必要がないからである。前日の食事は夜9時までに済ませておき,その後は検査まで水しか飲んではいけない。検査は午前10時からだった。
胃カメラを入れる前に,胃の中の気泡を除去するため,ガスコンという錠剤をコップ半杯の水で飲む。検査台の上に乗り,左側を下にして横向きに寝る。口にはスコープの管を噛まないようにゴム製のパッドを咥える。軽い睡眠薬を投与してもらった。目が覚めたのは10分後である。目が覚めたときに検査はすでに終わっていた。検査時間は5分ほどだったようだ。
その後1時間ほどベッドで眠り,検査結果の説明があった。軽い逆流性食道炎の所見があるとのこと。夕食後にすぐに横になるのはいけないそうで,確かに,夕食後横になってすぐに眠ってしまうことが多い。これは気をつけなければ。
ペプシノーゲン陽性の問題については,食道炎だけが原因ではない可能性があるとのことで,次回はピロリ菌の検査をしましょうということになった。それならついでに今日やってくれないかと申し出たが,ガスコンを飲んでしまっているのでできないとのこと。先にピロリ菌の検査をしてから胃カメラならいいのだそうで,それを早くいってくれよ〜。病院に来る回数が1回減らせたのに。
というわけで,次回はヘリコバクター・ピロリの検査になる。
2015年11月6日追記: 息を吐く検査でした (nlog(n): ピロリ菌の検査を受けてきた)。
Posted by n at 2015-09-26 19:29 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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