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HardwarePhoto ドライブレコーダー Transcend DrivePro 200 購入

Transcend 社のドライブレコーダー DrivePro 200 を購入した。

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Transcend 社のドライブレコーダー DrivePro 200 TS16GDP200M-J を購入した。

型番と仕様の対応

DrivePro 200 には似た型番のものがある。「TS16GDP200-J」が初代,「TS16GDP200A-J」は取付ステーが強力両面テープ仕様 (200の後にAが付く),「TS16GDP200M-J」は取付ステーが吸盤タイプ (200の後にMが付く) となっている (参考: 価格.com - 『日付保持用(最大10日間程度)リチウムバッテリー搭載モデル』 トランセンド DrivePro 200 TS16GDP200-J のクチコミ掲示板)。

ドライブレコーダー「DrivePro 200」で走る♪ - ケータイ Watch にとても詳しいレビューがある。ただし,これは初代のもので,起動の度に日付がリセットされてしまうという問題があったり,取付ステーが別売りだったりした。今回購入した TS16GDP200M-J はリチウムバッテリー内蔵になって日付問題が解決され,ステーも付属となった。この取付ステーは吸盤タイプだが,吸着力を増すためのレバーがついているので外れにくくなっている。あえて両面テープ版を選択する必要はないと思う。

メモリ容量と録画時間の対応

DrivePro 200 には Class 6 以上の microSDHC メモリ (8 GB〜32 GB) が使える。標準で 16 GB のメモリが付属する。ただし,フル HD の画質だと2時間しか録画できない。32 GB でも足りないくらいである。メモリ容量と録画時間の対応は以下の通り。解像度とフレームレイトは,フルHD (1920x1080 px) 30 fps,HD (1280x720 px) 30 fps である。

メモリ容量 フルHD 1920x1080px 30fps HD 1280x720px 30fps
8 GB 70 分 130 分
16 GB 140 分 260 分
32 GB 280 分 530 分

ドライブレコーダーには音声も録音できるので,車内でどんなことを話したかの記録にもなって楽しい。家族旅行ならフルで残したくなってしまうほどだ。長距離ドライブなら,32 GB メモリを複数用意して,取り替えて回しながら使うのがよさそうだ。

電源

電源のインターフェースは Mini USB である。パッケージには「シガープラグ⇔Mini USB」変換の長いケーブルが付属している。あっ〜! そういえば,ついこの間「シガープラグ⇔標準 USB Type-A ソケット×3」変換器を買ったばかりだった (nlog(n): 車載用 USB シガーチャージャー購入)。シガープラグの二段重ねはできない。これは失敗したかと思ったが,「USB⇔Mini USB」変換ケーブルがあればよいことに気がついた。家の中を探してみると,デジタルビデオカメラに付いてきた「標準 USB-A プラグ⇔Mini USB-B プラグ」ケーブルがあったので,接続してみたところ動作した。まとめると,接続は,「車のシガーソケット」⇔「シガープラグ⇔標準 USB-A ソケット」⇔「標準 USB-A プラグ⇔Mini USB-B プラグ ケーブル」⇔「Drive Pro 200 の Mini USB-B ソケット」という接続になった。USB のプラグとソケットの形については,USB端子形状の種類メモ が詳しい。

しかし,自動車のディーラーで購入するドライブレコーダーでない,今回のこのような製品の場合,一番困るのは電源ケーブルの取り回しである。シガーソケットとドライブレコーダーを接続するケーブルがビロビロと見えてしまい,見てくれが悪いのである。

ドライブレコーダーの電源ケーブル
ドライブレコーダーの電源ケーブル


今のところ,間に合わせのケーブルは長さが足りないということもあって,ドライブレコーダーからシガーソケットまでだら〜んと垂れている (笑)。

時刻合わせ

最初に電源を入れると,時刻合わせモードが表示される。これにしたがって本体でも時刻合わせができるが,一番簡単でしかも正確なのは,スマホの時計と同期させることである。iPhone アプリDrivePro (Android なら DrivePro 200/220) から時刻合わせができるのだ。これは便利。デジカメのメーカーも見習って欲しい。

スマホとの Wi-Fi 接続

スマートフォンと Wi-Fi 接続する場合,DrivePro はアクセスポイントになる。本体の Wi-Fi ボタンを押してオンにし,スマートフォンで接続すると各種設定ができる。

モバイル機器と接続
モバイル機器と接続


スマホ接続すると,本体のライブビューはされなくなり「モバイル機器と接続」という表示になる。代わりにスマホ画面にライブ映像が映し出される。暇な後部座席も,これを見ていれば退屈しない。ただし,スマホで録画された映像を見たりすると,録画がストップしてしまうので注意が必要だ。

録画ファイル

録画ファイルは,指定した時間 (1分 / 3分 / 5分) ごとに区切られてファイルに保存される。microSD カード内のディレクトリ構造は以下の通り。

N-VIDEO
 └通常時の録画ファイル (ファイル名の形式: TS_Nnnnn.MOV)
P-VIDEO
 └緊急時の録画ファイル (ファイル名の形式: TS_Pnnnn.MOV)
SYSTEM
 └(空)

録画ファイルのファイル名は,通常時は TS_Nnnnn.MOV という形式で (nnnn は通し番号の数字) 「N-VIDEO」は「Normal Files」の意味,緊急時は TS_Pnnnn.MOV という形式で,「P-VIDEO」は「Protected Files」の意味である。「N-VIDEO」内のファイルは,メモリがいっぱいになると自動的に古いファイルから上書きされていく (上書きするかしないかも設定可能)。「P-VIDEO」フォルダ内のファイルはプロテクトされているので上書きされない。

ブログ筆者の今後の課題

電源ケーブル問題

長めのケーブルを購入して目立たないように配線したい。

録画ファイルをどうするか問題

検討したいのは,録画した映像を旅行の記録として残す場合の整理の方法である。録画される動画ファイルは,最長でも5分毎に切られてファイルに保存されていくので,結合して1つのファイルにし,圧縮してファイル容量を小さくする方法を考えなければならない。2時間で16GBにもなってしまうので,ディスクがいくらあっても足りないからである。

Posted by n at 2015-10-02 21:34 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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