トヨタでもらったカレンダーがエレンショウだった。そしてスターウォーズのマットペインターもエレンショウだった。
去年トヨタ車を購入したこともあって (nlog(n): Toyota Sienta DICE 購入),営業さんから今年2015年のカレンダーをもらった。カレンダーを飾っているのはピーター・エレンショウの風景画である。作品は,例えば The Ansada Group - Ellenshaw, Peter (Garden) で見ることができる。逆光の扱いが非常に上手い。太陽の光の表現が抜群である。画像検索するとディズニーでの仕事が沢山出てきてしまうが (Peter Ellenshaw - Google 検索),風景画の方がずっといい。カレンダーでは一年間楽しませてもらった。
さて,スターウォーズの新作エピソード7が12月18日に公開されて10日になる。旧作の第1作目 (エピソード4) のクレジットを見ていたら Ellenshaw の名前があるのに気がついた。彼の名前はハリソン・エレンショウで,ピーター・エレンショウの息子なのだった (Harrison Ellenshaw - Wikipedia, the free encyclopedia)。ピーターの孫のマイケル・C・エレンショウも画家で,エレンショウは画家の一族のようだ (Peter Ellenshaw | Harrison Ellenshaw | Michael C. Ellenshaw)。
ハリソン・エレンショウで驚いたのは,スターウォーズのストーム・トルーパーを手書きしているところである。画像が引用できないのがもどかしいが,ぜひ見てもらいたい (This Week In Star Wars: Star Wars sees its first re-release and Drew Struzan makes an appearance!)。一体一体のそれは手書きなわけ? 手書きだからこそ,ばらつきが出て自然に見えるわけだけど,だからと言って手書きするの? 凄すぎて笑ってしまうレベルなのである。
スターウォーズのマットペイントでは,日本人も多く活躍している。アナログ時代からかかわっている上杉裕世 (デジタルに必要なアナログマインド、そしてどのようにして夢をかなえたのかを「スター・ウォーズ」などに関わったマットペインター上杉裕世が語る - GIGAZINE) の他にも,
例えばエピソード2には,Digital Matte Artist として,Masahiko Tani, Susumu Yukuhiro, Toshiyuki Maeda の名前がクレジットされている。
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