ゴムのゆるいズボンがあるというので,手抜きをして引き締めることにした。ゴム通しをわざわざしないところが手抜きポイントである。
子供用のズボンは,腰回りがゴムのものが多い。それは脱いだり履いたりするのに便利だし,サイズ調整が不要だからである。子供は体が大きくなっていくので,ぴったりのサイズというのは非効率だし,履ける期間が短くてもったいない。
しかし,ゴムにも欠点がある。使っているうちに伸びてしまうのだ。以前に紅白帽のゴムを替えたことがある (nlog(n): 紅白帽のゴムの付け替えを少しだけ楽チンに)。子供に聞いてみると,いくつかそういうズボンがあって,履かなくなっているという。直してみることにした。
ズボンには,大抵の場合,ゴム交換用の穴が開いている。ゴムがゆるくなったら,普通はゴムを交換するものだが,手抜きをする。まずは上の写真のようにゴムを少し引っ張りだす。
洗濯バサミでつまんで,子供に履いてもらい,長さ調整をする。
ゴムをその長さで切って,ゴム同士を縫い合わせて出来上がりである。この状態から左右を引っ張れば,ゴムは穴の中に入って完了である。
この方法は簡単なのでおすすめである。ゴムを切り詰めているので,ゴムの伸び縮みする範囲が狭くなるという欠点がある。正しくはゴム全体を替えるのだろうが,ゴムが伸びたズボンはすでに生地がヘタってきているので,そこまで手をかける必要はないのだ。
平ゴムは通販でも買える。ただし送料がバカにならないので,他のものと一緒に買うか,近場に100円ショップがあるのならそこで買うのがよい。
Posted by n at 2016-01-11 18:55 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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