かさぶたにハイドロコロイドのパッドを貼り付けたら,2日でかさぶたが取れた。霜焼けにも効果的。
2か月以上も取れないかさぶたをいまいましく思い,試しにハイドロコロイドのパッドを貼り付けた (nlog(n): かさぶたに湿潤療法を試す)。あれから1か月。どうなったかというと,2日でかさぶたが取れ,その後も順調に回復している。もうパッドも不要になった。
ハイドロコロイドパッドは,当初ハイキュアパッドというマツモトキヨシブランドの製品を使っていた。キズパワーパッドの同等品で少しお安い。しかしそれでも,すぐに貼れるように加工してある製品は高いのである。
探してみたところ,もっと安い製品を見つけた。瑞光{ずいこう}製のハイドロコロイド包帯である。1枚のシートを好きな大きさに切って使う方式の製品である。パッケージには,
キズ口は、プラスモイストなどのキズあてパッドで保護してから使用してください。
という説明がある。プラスモイストというのも瑞光メディカルの製品で,ハイドロコロイド包帯よりも高品質なようだ。ハイドロコロイド包帯の「包帯」が意味するのは,キズあてパッドの外側に巻くという製品としての位置づけを表している。しかし,それならば包帯がハイドロコロイドである必要はないのでは? ということで,ハイドロコロイド包帯は傷口に直接貼り付けてもよいのだ。
ベタベタしているものを傷口に貼り付けるのは最初は抵抗があるが,1日貼りっぱなしにしておくと,キズの古い組織がパッド側に貼りついてくれて,はがすときに痛くないのだ。
私の場合,貼りっぱなしにしておいて,2日か3日おきに交換した。風呂は毎日入っているので,パッドも湯船に浸かるが,周りが少しヌメヌメするのを拭き取れば2日目も交換せずにそのまま使える。
お風呂、プール等で使用後は、すみやかにはがしてください。
という注意書きも見つけたが,悪化しても自己責任として無視した。最初の2日でかさぶたがメリメリと剥がれたが,痛みはなかった。その後は,傷口の中心が白くなるが,パッドを交換していくとだんだん白い部分が小さくなっていき,最後にはなくなる。白い部分というのが,傷口のジュクジュクした部分であり,これがなくなったらパッドの役割は終了になる。
子供が霜焼けになって,割れてキズになっていたので,試しにハイドロコロイド包帯で巻いたところ1週間程度で治った。湿潤療法は霜焼けにも効果的である。足の第2指が霜焼けでジュクジュクしていたが完治した。子供は傷が治るのも早い。羨ましい。
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