ワイモバイルに電話をして,使用中の PHS の MNP 予約番号を取得した。有効期間は2週間。
長年使ってきた PHS から転出しようと決意した。「長年」というのがどれくらいかは,My Y!mobile|Y!mobile にログインすると確認することができる。18年4か月と出た。「DDI ポケット」からのお付き合いである。「DDI ポケット」は,2005年に「Willcom」に改称され,現在は「Y!mobile」となっている (ウィルコム - Wikipedia)。
最初に持った PHS 電話機は「東芝 Carrots」で,その後「京セラ BAUM WX341K」に機種変更した (nlog(n): さようなら Carrots こんにちは BAUM)。この BAUM ももうすぐサポート終了である (nlog(n): BAUM のおサイフケータイがそろそろ終了)。現在の契約プランは「新ウィルコム定額プランS」で契約後2年間は不満があったものの (nlog(n): 「新ウィルコム定額プランS」の落とし穴),月額1500円程度という料金に不満はなかった。ただ,私はほとんど電話をしないので,データ通信ができない電話それだけのために月額1500円は負担。年間にかかってくる電話も10件ほどだった。メールアドレスは教えていないのに来るのは迷惑メールばかり。しかし,通話としてはこの番号を知人に知らせてあるので維持したい。なにせ18年だもの。別に持っている iPhone 5s はほとんどデータ通信のみ。そこで,PHS を MNP 転出して,その nanoSIM を iPhone に挿すことにした。iPhone の docomo 回線は解約の方向で (nlog(n): docomo 店員も間違う解約時期)。これで現在の「2台持ち」という異常事態は解消され「1台持ち」となる。「2台持って,こっそりおねえちゃんに教えれば」などという妄想も膨らみかけたが,妄想だけに留めている (今のところ)。それに隠しごとをしても直ぐにバレる。
最初に DDI ポケットに契約した1997年,当時は電話番号に「男番号」「女番号」があると言われていた。確かに,当時あった「Pメール」という PHS どうしのショートメールには,女性に向けた迷惑メールが届いていた。しかし,インターネットで検索しても,そのような番号割り振りの違いがあったということは出てこない。あれは何だったのだろうか。
さて,MNP 予約番号の窓口は,機種が「ケータイ」の場合は電話のみである (MNP・番号移行を利用した解約手続き)。契約している電話機から「116」に電話をした。
音声案内で,「2」→「3」→「#」→「3」→「2」→「1」→「4」を押す。ここからが長かった。「30分ほどお待ちいただきます」と最初に見込み時間を言ってくれるのはありがたかった。その後「順次おつなぎしております」と音楽の繰り返し。そして30分後,見込み時間通りに,オペレータにつながった。
オペレータとのやりとりは約10分。電話番号,氏名,生年月日で本人確認。その後,乗り換え先はどこか,乗り換え理由は何か,ワイモバイルでも6GBで4298円というプランはあるがどうか,今は自宅にいるのか,スマホはすでに持っているのか,MNP 転出手数料は3240円かかる,更新月は4月なので3月中に乗り換えると解除料がかかる,MNP でキャッシュバックはあるのか,格安 SIM だとオンライン申込に失敗することがあり電話対応となるはずだが心配はないのか,などを根ほり葉ほり聞かれた。オンラインサービス My Y!mobile にアクセスできるのは解約後90日間だそうだ。
転出先を告げる意味はあるのかと聞くと,「案内に違いがあります」との回答だった。アンケートを兼ねているのだろう。でも欲しいのは10桁の MNP 予約番号だけで,転出先は関係がない。電話を切った後,電話機に表示された通話時間は41分30秒だった。
乗換先は freetel の予定である。freetel の申し込み画面には MNP 予約番号の期限を入力する欄がある。「しまった聞くのを忘れた」と思ったが,しばらくしてから PHS の「ライトメール」に MNP 予約番号と有効期限が届いた。
Posted by n at 2016-03-27 20:41 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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