長年使ってきた PHS を freetel に乗り換えた。妻の docomo も freetel に乗り換えたが,タイミング的には失敗だったかも知れない。
先日,Y!mobile(ワイモバイル)の PHS の MNP 番号を取得した (nlog(n): PHS の MNP 予約番号を取得)。DION の時代から18年間使ってきたし月額が1500円と安かったので,若干の心残りがあったが,ほとんど通話しかできないものだったので仕方ない。MNP で乗り換えたので電話番号は使い続けることができるからよしとしよう。このパターンだと,電話番号が 070 同士でも無料通話ではなくなるので「ピッチ仲間」ではなくなるということになってしまった。
乗換先は FREETEL である。「使った分だけ安心プラン」というのが私の性に合っている。音声つき SIM なら,999円スタートで,10 GB の3170円まで6段階で料金が決まってくる。最初から上限を決めておかなければならないプランは苦手なのだ。上限に達してから増量分を割増で購入することはしないだろうから,そこから月末まで悶絶しながら待つのは目に見えているのだ。切り替えの手続き時間が5分で済むということと,切り替え待ち時間が1時間というのもありがたい。注意点としては,契約してから1年間は MNP 転出料が高額なことである。MNP 転出料は毎月下がっていく (MNPの転出手数料を教えて下さい | freetel)。
乗り換えの場合,今なら4月4日まで,9か月間毎月 1GB 分のデータ通信量が無料になるキャンペーン中である。
切り替えの受付は電話のみ。2コールでオペレータにつながったので驚いた。先日の30分待ちにはうんざりしていたので覚悟していたのだが,嬉しい裏切りだった。利用者登録は SIM 購入時にしてあったので,電話では,氏名・生年月日・電話番号・住所で本人確認をするだけだった。本当に5分で終了。実際の切り替え作業時間は60分程度かかるので,その間に APN 設定をしておいてくださいとのことだった。APN 設定はプロファイルをダウンロードしてきてインストールすることで完了する (端末別APN設定方法)。
妻の docomo iPhone も freetel に MNP 乗り換えしたのだが,タイミング的には若干だが失敗した感がある。基本料金と SP モードの合計の約1000円は日割りになるが,パケ・ホーダイの5200円は日割りにはならず,1日使うだけでもまるごと5200円取られてしまうからだ。契約中のパケ・ホーダイの上限 7GB まで使い切ってから切り替えた方がお得だった。ただ,今までの使用量を見てみると毎月のデータ通信量は 3GB 程度なので許容範囲内だという考え方もできる。やってしまったことだし,よしとしよう。
ただ,パケ・ホーダイが日割りにならない件は,私の認識が間違っていたということもあるので,先日の記事に追記した (nlog(n): docomo 店員も間違う解約時期)。その記事を見て4月1日に解約してしまった方がいらしたら,スミマセン。
freetel に切り替え申請の電話をしてから,開通までにかかった実際の時間は,Y!mobile が1時間半,docomo が45分だった。
freetel のサーバで 200 kbps の「節約モード」設定をすると,データ転送をいくらしても転送量としてカウントされないので,月額1000円で済む。ただし,200 kbps というのはメールだけならいけるが,Web を見るには遅すぎる。「節約モード」の設定や解除は freetel のサーバにアクセスして行う必要があるため,面倒である。しかも,今回の私の場合のように2回線契約した場合でも「同じマイページ」で設定を行う必要がある。回線ごとに「節約モード」が設定できるようなスマホアプリの開発が望まれる。
Posted by n at 2016-04-02 22:09 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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