MacBook の AC アダプタはケーブルがそれほど強くない。どうやって巻くのがいいのか,それが問題だ。
MacBook Pro の AC アダプタはスタイリッシュにできているが,ケーブルが弱く,扱いが悪いと疲労で断線してしまうことがある。Apple もこれは認識しているようで,長持ちさせるための「正しい巻き方」を紹介している (Mac ノートブック:MagSafe 電源アダプタケーブルの負担を軽減する方法 - Apple サポート)。
一番いいのは「巻かない」という選択肢だろうが,ノートパソコンは持ち歩くためのものなので,AC アダプタも一緒に持ち歩くことになり,「巻かない」わけにはいかないのだ。
AC アダプタ本体は「羽」が開くようについていて,これにケーブルを巻きつけることができるようになっている。注意すべき点は「ケーブルの根元が急角度で曲がらないようにすること」である。ここに負荷がかかると断線の原因になるのだ。最悪の場合はねじ切れてショートすることがある。実際にそういう状態になったものを見たことがある。この巻き方の欠点は,ケーブルを解くときにケーブルがねじれてしまうということである。
解くときにねじれないようにするには,「8の字に巻く」というのが定番である。しかし邪魔くさい。
Apple 推奨の巻き方も,工夫を加えた8の字巻も,ケーブルの分だけ厚みがましてしまい嵩張る{かさばる}という問題がある。いろいろやってみた結果,現在は推奨でも何でもない方法に落ち着いている。
私がやっているのは,上の写真のように巻く方法である。
上手く巻いておくと,外すときには,左手の親指と中指でアダプタの中心部分を押さえて,右手でケーブルを持って伸ばすと,アダプタがクルクルと回ってケーブルをねじらずに外すことができるのだ。
ただ,この方法にも欠点がある。外れやすいため,巻くときには,ある程度はきっちり巻かなければならないということだ。すなわち,ケーブルに負荷がかかってしまう。しばらくこのやり方を続けていると,上の写真のようにケーブルが折れ曲がってくるという欠点がある。内部で断線しないことを願うばかりだ。
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