見よ,これがモレスキンノートの帯で作る「ドア掛けメッセージ」だ!
私は Moleskine Notebook を持ち歩き用の手帳として使っている。最近は Amazon が在庫を置かなくなってしまったので,英国の Book Depository から直接購入している。Amazon を通すと送料がかかるが,直販なら送料無料なのだ。しかも安い。
さて,送られてくる手帳 Moleskine Art Plus には帯がついている (nlog(n): Moleskine Art Plus Music Notebook はちょっと違う)。今回はこの帯についての話題である。
上の写真は,帯を広げたときのもので,上が表面,下が裏面である。表面はモレスキンノートの紹介だが,裏面には何やら別のことが書いてある。モレスキンノートは,新品の状態では帯がかけられた外側に,さらに薄いビニールで覆われているので,裏面は購入した人しか見ることができない。裏面には大きく「ON AIR」「OFF AIR」と書いてある。
裏面には「B-SIDE」とある。つまり,表面は,明示していないが「A-SIDE」ということになる。すべてのものには二面性がある。オン・エアはエキサイティングだが,オフ・エアはリラックス。「A-SIDE」が本来の目的なら,「B-SIDE」にも可能性があるはず。「B-SIDE」の説明には「再利用可能パッケージ (Reusable packaging by MOLESKINE)」とある。本来の役割を終えた帯を再利用しようというわけである (B-sideとは何ですか?)。種類はいろいろあるらしい (The other side of the paperband - Moleskine ®)。
hms
hanging message system
Cut along the line and fold in the middle to obtain a hanging message.
意訳すると『点線にそって切り抜き,真ん中を折り曲げればぶら下げメッセージになります。「ぶら下げメッセージシステム」略して「hms」』となる。要するに「ドアノブにぶら下げる掲示」である。モレスキン公式サイトでは,これを「メッセージ付きのドアハンガー」と呼んでいる (カラーノートブック|モレスキンオンラインストア)。
要するに,hms を使えば,ドアにぶら下げて「放送中」かどうかを表示できるというわけである。オン・エア中は関係者以外立入禁止ということだ。ただし,使える場所が非常に限られている。放送局でなければ,Podcast やニコニコ動画配信くらいしかない。
実際にドアに掛けてみると上の写真のようになる。
切り取り線に沿って切ったところ,ノブが細いことを前提にしてあることが判明。太いノブのドアだと,上の写真のようになって上手くかからない。
あまり使い道がないことが分かったので,別の使い方を工夫することにした。
まず,説明通り,切り取って中央を曲げた状態にする。
そして,伝言メモを乗せたのが上の状態である。「メッセージ掲示システム」として働いているではないか!
ただし,上の写真のように,横から見ると後ろに長くて使いづらいのが欠点である。また,それほど紙に厚みがないため,伝言メモが重いとつぶれてしまう。さらに,伝言メモが薄い紙だと曲ってしまうなど,メモ用紙の材質や大きさを注意深く選ぶ必要があり,それほど実用的ではないことが分かった。もともとは外してすぐにゴミ箱行きになる「宣伝用の帯」だったので,これくれい使えるだけでも価値はあるのだ。
この hms をどうしたかって? 捨ててはいないが,使ってもいないのだった。別の使い方を考えてみたものの,それほどのことでもなかった。今は引き出しの中にいくつも重なって入っている。
手間と暇をかけてみたものの,大したネタではなかった。
Posted by n at 2016-09-30 23:04 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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