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Photo 成田からホノルルへ

成田空港を出発しホノルル空港に到着。その後シャトルバスでワイキキ市内へ。いろいろなことがあり過ぎた。ハワイでの最初の食事はマクドナルドだった。

■ ■ ■

まずは搭乗手続き

コードシェア便

今回利用する航空会社は,United Airlines である。実は ANA で往復の航空券を予約したのだが,行きが United,帰りが ANA という少しばかり変則的なものになった。これは コードシェア便 と呼ばれるもので,一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便を指す のだそうだ。

問題は搭乗手続きをどこで行うかである。United の飛行機であっても,コードシェア便で ANA の便名がついているなら ANA で搭乗手続きできればよいのに,United でせよというのである。ANA, United ともに成田空港第1ターミナル南ウィングなので,間違ったとしても少し歩くだけである。

受託手荷物

スーツケースを受託手荷物として預ける。重さは 14.9 kg だった。23.0 kg (50 ポンド) 以内なので超過料金なしである (超過手荷物の取扱制限時期に関する規定 | United Airlines)。

スーツケースには目印をつけるのがよい。目印があると,行った先で荷物を受け取るとき,同じようなスーツケースの中から自分のものをすばやく見つけることができるからである。今回はバンダナを使った。スーツケースを横にしたときの取っ手に着けたが,見つけづらいことが分かった。縦にしたときの取っ手に着けた方がよい。

海外用 Wi-Fi ルータ

先日予約した海外用 Wi-Fi ルータを受け取る。窓口は第1ターミナル南ウィング4階ということで,メールには地図もつけてくれてあったが,なかなか見つけられなかった。窓口が航空会社のカウンター列を越えた奥の壁沿いにあったということに加え,とても小さかったからである。

ここでも盗難保険に入らないかと勧められたが,その意思はないことを伝えた。

MiFi 6620L
MiFi 6620L


Wi-Fi ルータは Verizon MiFi 6620L というものだった (Verizon Jetpack MiFi 6620L | Verizon Wireless)。

スマホの設定変更

Wi-Fi ルータの使用マニュアルに,渡航前のスマホの設定変更が載っていた。iPhone の場合は次のことを行っておく (設定・接続方法 | 海外WiFiならグローバルWiFi)。

  • モバイルデータ通信をオフ
  • Wi-Fiアシストをオフ
  • iCloud をオフ
  • App の自動更新をオフ
  • App のバックグラウンド更新をオフ

意図しないダウンロードで通信できる容量を使い切ってしまわないようにするためである。

成田空港の無料 Wi-Fi

成田空港では無料 Wi-Fi が使える。しかし激遅のためほとんど使い物にならない。

おまけをもらいに行く

Wi-Fi ルータを借りたときに,「ギフト引換券」なるものをもらった。出発までにまだ時間があるのでもらいに行くことにした。ギフト引換券は,ヒルトン・グランド・バケーションズの特設カウンターで何某かをくれるという。

紙スリッパ
紙スリッパ


アンケートと引き換えに紙のスリッパをもらった。すると,そこでもさらに引換券をくれて,アメリカン・エキスプレスのカウンターに行けという。

ボールペン
ボールペン


ここでもアンケートと引き換えにボールペンをもらった。これでオマケは終了。このオマケというのは,要するに,業者は旅行者の行き先や目的を聞きたいのである。その情報と引き換えに粗品をくれるというわけである。したがって,提供する情報は,もらえる品 (どうせ粗品ではあるが) と引き換えてもいいかをチェックしながら渡すのが賢明である。

手荷物検査と両替

手荷物検査では,あらかじめ準備をしておいたので (100円ライター1個は機内持ち込み,刃物は預け荷物),通過できると思ったら止められた。原因はペットボトル。機内持ち込み荷物に飲みかけの水が入っていたのである。「今,飲みたいのですが」と言ってみたが,「できません」と言われそのままゴミ箱に捨てられた。捨てられてから,喉が乾いていることに気がついた。待ち時間に飲んでおけばよかった…。

金属探知機でも引っかかった。ベルトのバックルが反応したのである。ベルトを外してチェックを通過し,その後ベルトをズボンに通すということになった。

機内持ち込みの荷物チェックの際,「ボールペンが入っているか」と言われて止められた。入っていないはずと答えて,再度X線チェック。中を開いて再チェック。印鑑入れのガマ口かも知れないと思い,そのあたりも洗いざらい出したりして再チェック。検査員も納得したのかしないのか分からないままに通過となった。日本語で聞かれたときの反応が遅かったためか,外国人に間違われて検査員に英語で話しかけられた。

成田で両替
成田で両替


到着したときに米ドルがないと,何かあったときに対応できないので,成田で両替をしていくことにした。2000円分を両替すると,お札で17ドルと,端数が日本円で返ってきた。

搭乗から降機まで

時差ボケ対策は寝るに限る

飛行機に乗っているのは7時間15分間。夜の7時に出発するのに,到着は翌日ではなく当日の,しかも朝の7時15分なのである。日付変更線をまたぐためである。飛行機の中で起きていると,普通に徹夜することになり,さらに翌日もまるまる起きて過ごすことになるので体力がもたない。時差ボケ対策は寝るに限る。飛行機の中ではできるだけ寝るのがよい。映画などを見て過ごしてはいけない。熟睡用アイテムとして,空気枕とアイマスクを機内持ち込みした。

食事のサービス

寝ている人間にとってありがたくないのが食事のサービスである。食事サービスはなくてはならないのだが,迷惑でもあって,ありがたくもありありがたくもなし。日本時間で19:00出発,20:20に飲み物サービス,21:00夕食サービス,22:00ペットボトルの水とアイスクリームサービス,25:00に朝食サービスがあった。朝食時は熟睡していて気づかず,目を覚ましたら目の前に配膳されていた。朝食りんごヨーグルトのフタが膨らんでいて,気圧の低さを表していた。25:30にもコーヒーのサービスがあったが,こちらはさっと通り過ぎてしまい,積極的にサービスする気はないらしかった。

機内 Wi-Fi サービス

United Airlines の機内では Wi-Fi が使えるようになっていた。映画を自分のスマホで見放題。ただし,専用のアプリが必要だった (視聴していない)。同じタイトルは目の前についている液晶ディスプレイでも視聴可能である。以前は,エコノミークラスの乗客は遠く前方の大型スクリーンを見るしかなかったが,今どきはそれぞれの座席に個別のディスプレイがついているのだ。

映画は見放題だが,Wi-Fi 経由でインターネットに接続するには US$4.99 必要だった (なのでしていない)。

時刻切替 - スマホの自動切替の影響

スマホの表示を見ていたら,日本時間の1:45にキャリア表示が docomo から AT&T に変わった。おっといけない,と思ってモバイルデータ通信をオフにする。その2分後,1:47に時計表示が6:47に自動的に変更になった。タイムゾーン設定が自動的に現地に切り替わったのである。ハワイと日本の時差は19時間である。正しく計算するなら日本時刻から19時間を引いたのはハワイ時刻だが,計算が面倒なので,普通は5時間を足して1日を引く。

後から分かったことだが,スマホで撮った写真は,タイムゾーンの時刻に合わせたタイムスタンプが押される。その結果,写真の順番がメチャクチャになる。写真を日付順に並べると,成田空港に行く前にハワイ到着の写真が表示されるのだ。

アナログの腕時計は,日本時刻2:00にハワイ時刻7:00に合わせ直した。

ホノルル空港到着

パスポートコントロール

パスポートコントロールは機械で行うようになっていた。ひとりひとりが専用機に向かい,4本指の指紋をとられ,顔写真を撮影される。その後,対人の窓口でのチェックがあり,そこでは,右手4本指の指紋と親指の指紋,左手4本指の指紋と親指の指紋をとられ,さらに顔写真を撮られた。

トイレ

一人旅の場合,トイレが鬼門である。前日にスーツケースをしばりつけておくロックを100円ショップで購入することで念を入れておいたが,ありがたくも杞憂に終わった。空港のトイレは,男性用の個室でもスーツケースを持って入れるほど十分に広く,しかも清潔だった。床も濡れていなかったので,安心して個室内に持ち込むことができた。

ハワイの出迎え

ハワイの出迎えといえば,「デンデンデデンデン」という太鼓の音とともに,半裸の若い女性が2人微笑みながらやってきて,ハイビスカスのレイを首にかけてくれた後,両方のほっぺたにチュー!! というのが定番であるが,そんなのは妄想である。

貝殻のレイ
貝殻のレイ


出迎えてくれたのは,日本から予約したシャトルバスの受付の女性で,ある程度の年齢と,ある程度のふくよかさを兼ね備えていた。微笑みながら貝殻でできたレイを首にかけてくれた。キスもしてくれそうだったが,リクエストはしなかった (笑)。妄想との共通点は,「女性」「微笑みながら」「レイをかけてくれる」だったので,これで満足することにした (?)。

時間つぶしに JCB,ハワイに行くなら JCB

ワイキキに到着したのが現地時刻の9:30だが,コンドミニアムのチェックインは15:00なので,まだあと5時間半もある。どうすんべ…こんなときに使えるのが「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」である。実は,その近くにホテルをとったことにしてシャトルバスを予約しておいたのである。「JCB プラザラウンジ」は,JCB のクレジットカードを持っていれば利用できる。スーツケースを無料で預けておくことができて (当日の閉店まで),フリー Wi-Fi もある。

トヨタシエンタを購入した際,お得だと言うので TS3 カードを作った。そのクレジットカードが JCB だったので,これが使えたのはラッキーだった。実は解約を考えていたのだ。3月に突然カード明細が発行されたというはがきが来て,開いてみると「クレジットカード年会費」だった。「使っていないクレジットカードあるある」である。頭にきて解約しようかと思ったが,短気をおこさなくてよかった。

市内を走るトロリーバスも,JCB カードを見せれば無料で乗れるものが多く走っているので,JCB カードを持って行って損はない。むしろ積極的に持っていくべきとおすすめしたい。

ワイキキ市内散策

荷物を JCB プラザラウンジに預けてから,ワイキキ市内を歩いてみる。小腹が空いたが,まだ要領が分からない。マクドナルドを見つけたので,イートイン。

ワイキキのマック
ワイキキのマック


写真と実物が違うのは,アメリカでも同じだった (笑)。支払いには成田空港で両替しておいた米ドルを使った。その後,両替所を探して1万円分を米ドルに替えた。

まとめ

海外旅行はいろいろなことがあって書ききれない。この後,コンドミニアムでは予想外のことが起こるが,その顛末は別の記事で。飛行機内ではアイマスクと空気枕が役に立つ。ハワイでは JCB カードを持っていると便利なことが多い。トイレは広くて清潔だった。

Posted by n at 2016-11-27 21:46 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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