海外盤CD輸入禁止に反対するによれば、「著作権法の一部を改正する法律案」(閣第九一号)というのが参議院を通過しているそうで、これが衆議院を通過してしまうと「海外盤がCD輸入禁止になってしまう」かも知れないというのだ。これは困る。海外版のCDに参加したことがあるのだが、これも手に入らなくなるのだろうか? 自分の音が入っているCDなのに。
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これまでの流れとこれから:
- 第159回国会(現在開催国会)で内閣より「著作権法の一部を改正する法律案」(閣第九一号)が提出される
- 3月30日 この法案に関する質問と答弁が行われる
- 4月21日 参議院を通過
- 6月16日 国会の閉会がタイムリミット
海外盤CD輸入禁止に反対するBLOGでは、賛同者からのトラックバックを受け付けている。
しかし、よく考えてみると、つぎの2つの疑問が浮かんでくる。
- 草の根的な運動がメインになっているのは何故か?
輸入CDを扱っているショップは大打撃なのではないのか? 大手のショップが名乗りをあげない理由が分からない。
- アメリカが何も言わないのは何故か?
アメリカが「輸入を規制するな」と圧力をかければ一発で廃案になるような気がする。日本の政府は何でもアメリカの言いなりなのだから、このあたりでも簡単に言いなりになるのではないか。
Posted by n at 2004-05-08 23:52 | Edit | Comments (1) | Trackback(0)
今朝のJ-WAVEでもこの問題が取り上げられていました。電話インタビューに出た国会議員によると、国内アーティストのみを著作権保護することはなんとか条約に引っかかるので、保護するなら海外アーティストも含めた形ではないと不公平になるらしい。
ただし、参院通過後今回の法案で起こる弊害(純粋な海外版輸入CDが聴けなくなるなど)も議員の間に浸透してきているらしいので、衆院ではすんなりとはいかないだろうと言ってました。
ちなみにこのインタビューは J-WAVEサイトから「Good Morning Tokyo」→「NTT DATA Listen Up!」で聴くことができます。
Posted by: yanagi at May 10, 2004 09:08