今日放送されたテレビアニメ「ブラック・ジャック」の第2話「消えた針」で、点滴の針が体内に入り、静脈を通って心臓に向かうという話が放送された。これに似た話が私のトラウマになっている。
記憶がかなり曖昧なのだが、似たような話をアニメで見たことがある。登場人物の誰かが腕に棘(とげ)を刺した。その棘は腕の静脈の中に入り、心臓に向かって流れていく。もし心臓に刺されば死んでしまう。血液は「どーっ」とものすごい勢いで流れていて、棘は心臓に一直線に進んでいくのであった。
この話の結末は忘れてしまった。ただ、血管を進んでいく棘の映像だけが鮮明に記憶に残っている。この棘の話が原因で、私は手のひらに棘を刺すたびに「ちゃんと取らないと心臓に刺さってしまう」という思いに悩まされることになった。すでに何十年も経っているので忘れていたのだが、今日の放送で思い出してしまった。
この話は、ブラック・ジャックの点滴の針の話と酷似している。そのアニメがブラック・ジャックの話をパクッタのか、あるいはブラックジャックのアニメを見たのか、…思い出せない。ブラック・ジャックの話は名作ではあるが、心臓によいものではない。
その話がムーミン(1969年〜1970年放送)のエピソードにあったと思ったのだが、ムーミン谷の地図 では見つけられなかった。
“手塚治虫漫画全集”総目録 MT151-MT200 によれば、オリジナルのタイトルは「針」で、少年チャンピオン1975年2月17日掲載となっている。
ムーミン谷の話であれば、ブラック・ジャックより前のことになる。やはり記憶違いだろう。あのアニメは何だったのだろうか…。
Posted by n at 2004-10-11 21:25 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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