nlog(n): 冬至を過ぎても長い影

Mon December 27, 2004

冬至を過ぎても長い影

この時期、影がとても長くなる。一番影が長くなる冬至は1週間前だったので、これからは短くなる一方のはずである。それにしても長い。

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朝7時頃の長い影

これは朝7時頃の影である。とても長い。子供の頃なら影踏みにもってこい。踏まれまくりである。

影が最も長くなるのは冬至の日。例年12月22日頃で、今年は先週の12月21日だった。この日には、カボチャを食べたが、柚子湯(ゆずゆ)に入るのを忘れていたので、急いで次の日に入った。小豆粥を食べるというのは知らなかった(冬至 - Wikipedia)。カボチャ(南瓜)は「カンボジア」の訛(なまり)だと言われる。瓜(うり)という字は、爪(つめ)と間違いやすいため、昔の人は「瓜に爪あり爪に爪なし」と言って覚えたそうだ。ここで言う「爪あり」の爪とは、漢字の真ん中の縦棒の「ム」の鉤爪(かぎつめ)の部分のことである。

冬至というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)の1つである。二十四節気というのが、こんなにシステマティックにできているとは知らなかった。

二十四節気
立春	雨水	啓蟄	春分	清明	穀雨
立夏	小満	芒種	夏至	小暑	大暑
立秋	処暑	白露	秋分	寒露	霜降
立冬	小雪	大雪	冬至	小寒	大寒

長い影を見ると必ず思い出すのが、「早く人間になりたい」のアニメ「妖怪人間ベム」である。オープニングで、3人の長い影がこちらに向かって伸びている映像が印象深い(妖怪人間ベム)。このテレビアニメは 1968(昭和43)年から1969(昭和44)年にかけて放送された。その後何度も再放送された。時代だろうか、かなり悲惨な物語が展開される。正義の味方であるにも関わらず、その容姿から疎まれるという存在。人間になることを信じて生きているが、その願いは叶えられないのであった。

妖怪人間ベムには多くのファンがいるようで、サイトが沢山ある。