ThinkPad の BIOS アップデートユーティリティに Lenovo のコピーライトが追加されていた。
2004年12月,IBM は PC 事業を中国の Lenovo (聯想集団有限公司) に売却することを発表した(IBM ニュース - Japan 2004-12-08 LenovoがIBMのパーソナル・コンピューター事業を買収 -グローバルなPC会社を設立)。そして今年2005年5月2日,日本法人「レノボ・ジャパン株式会社(Lenovo Japan)」が営業を開始した。
ThinkPad は IBM の PC 事業の一部だったので当然 Lenovo に移った訳だが,現在のところThinkPad 所有者にとっては変化がない。PC 製品のトップページは Lenovo にあるが,リンク先は IBM のままである(Lenovo 製品 - Japan)。
そんな中,先日 Lenovo の文字を目にした。メインで使用している ThinkPad T42 の BIOS が5月26日に 1.35 から 1.36 に更新された。Windows 上でバージョンアップ用のユーティリティーを起動すると次のようなダイアログが表示された。
コピーライトの表示を見ると,IBM と LENOVO が並んでいる。
Licenced Material
(c) Copyright IBM Corp. 1999,2005
All Rights Reserved
(C) COPYRIGHT LENOVO 2005
ALL RIGHTS RESERVED
Lenovo が徐々に姿を現している。この他,ThinkPad の「ソフトウェア導入支援」ユーティリティも Lenovo に移っている。IBM の時は,「スタート」→「プログラム」→「Access IBM」の中にあったのだが,現在は「スタート」→「プログラム」→「ThinkVantage」の中に移動している。
Lenovo に移っても ThinkPad は変わらないのか? と心配する声もあったが(Lenovo),今のところ大丈夫なようである。
Posted by n at 2005-06-04 20:48 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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