今日は情報処理技術者試験の日。会場になった高校には生徒の書いた習字が飾ってあった。
今日は10月の第3日曜日。毎年この日は 情報処理推進機構 が行う情報処理技術者試験の日である。期限直前に申し込んだやつだ (nlog(n): 情報処理技術者試験にギリギリ申し込む)。
会場になるのは,大学,高校,中学,企業など様々である。試験当日,会場の建物を見学するのが,私の楽しみのひとつになっている。今回は東京都板橋区にある高等学校だった。構内の壁には,生徒の描いた絵や美術作品などが掛けられていた。この高校では書道に熱心な先生がいるのか,大小様々な習字の作品群が目を引いた。
なかなか素敵な作品である。どれも勢いがあっていい感じ。
特に感心したのは,一番左の作品である。バランスや間の取り方がうまい。高校生とは思えないほど落ち着きがある。書の雰囲気としては,成熟した感じからすると40〜50歳代という感じさえある。おそらく,手本にした作品の作者がそのくらいの年齢なのだろうが,その手本通りに書くだけとは言っても容易なことではない。全体に流れがあって素晴らしい。
試験の出来はというと,例年のことだが一夜漬けというか一週間漬けなので,思わしいはずがない。時間が全然足りない。午前の試験は時間いっぱい,午後Iの試験は10分くらい足りなくて,午後IIの試験は1問解くのに精一杯(余裕のある人は2問解いて,出来のよさそうな方を選択する)。結果発表は12月末の予定。来年も受けることになるだろうな。
試験では収穫がなかったが,試験会場では収穫があった。ということで前向きに。
2005年12月16日追記:
結果が出ました (nlog(n): テクネ試験にギリギリのスレスレ合格)。
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