「激マズ」と評判のジンギスカンキャラメルを食べてみた。開発者の努力が偲ばれる。
巷{ちまた}で評判の「北海道ジンギスカンキャラメル (Genghis Khan Caramel)」を入手した。「すごくマズい」と言われているが,どのように不味いのかが気になっていたのだ。
見た目は色の薄いキャラメル。食べてみると,ニンニクのような風味が口の中いっぱいに広がる。しかし,原材料名を見てもどこにもニンニクという文字はない。
名称: キャラメル
原材料名: 水あめ,砂糖,加糖練乳,植物油脂,小麦粉,食塩,ソルビトール,香料,カラメル色素,レシチン(大豆由来)
内容量: 18 粒
賞味期限: 外装フィルムに記載
保存方法: 直射日光に当たる所,高温多湿の所を避け涼しい所に保存して下さい。
確かに,美味しくはない。もう少し詳しく表現すると,キャラメルを食べ終わった感じが,焼肉を食べ終わった感じにソックリクリソツ。焼肉をお腹イッパイ食べて,店を出るときにガムを渡されて,そのガムを食べる直前の,あの感じ。そんな感じを味わいたい人にお勧めである。ただし,ジンギスカンキャラメルを食べたあとにガムを噛むのはお勧めしない。口の中がとんでもないことになりそうだからである (試す勇気は持ち合わせていない)。
簡単に言ってしまえば,その味は「すごく甘い焼肉のタレ」と非常に近いものだと言える。この原材料だけで,よく焼肉のタレの味が出せるものだと驚いてしまう。逆に考えれば,もしかすると焼肉のタレは上の材料だけで出来るのかも。オレンジよりオレンジ味。ジンギスカンよりジンギスカン味。人間の味覚というのは相当いい加減に出来ているものだと,しみじみ思ったりして。それにしても,限られた材料で目的の味を出すのは大変だっただろうなぁ。
ジンギスカンといえば,もすかう はフラッシュの完成度が高くてステキ。
「巷」という言葉を使う度に,その昔タモリさんがタモリ倶楽部で「メンスでは,失礼,チマタでは」と言っていたのを思い出す。今もはっきりと思い出せるのだから,若い青年にとってはかなりな衝撃的な冗談だったのだろうな。
Posted by n at 2005-11-02 00:04 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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