駅で見かけた「ハトのフンにご注意ください」の掲示。ちょっとヒネってあるのがいい。
「ハトのフンにご注意ください!!」
そう言われても困ったりする。それは普通落ちてくるものだ。命中するかどうかは,運が悪いかどうかとイコールである。「落石注意」と同じで,落ちてきたときに,たまたまそこを通ればアウトなのだ。そう考えると,「注意しろ」の看板は単なる責任回避策とも思えるくらいだ。
JR 木更津駅の掲示はちょっと違う。「ハトのフンにご注意ください!!」の横に,ハトが「落し物」をしている絵が描いてある。よく見ると,その落し物がハートマークになっている。ハトのハートということでベタなダジャレだが,ちょっと和む。
上では「ハトのフンに注意の看板は不要だ」のようなことを書いたが,実はそうでもない。まずこの看板でハトがいることが分かるからである。そして被害に合わないようにするには,上を見るのではなく,下を見ながら歩くといいのだ。ハトが集まりやすい場所というのはだいたい決まっていて,その下はフンがこびりついて白くなっている。白い場所に立ってはいけない。プラットホームだけに,「白線の内側に下がる」のが安全なのだ (なんちてププ)。
「落石注意」の標識も意味はある。標識としては,石が落ちてくる途中の絵になっているが,上から直撃してくる石に注意せよと言っているのではなく,「石が転がっている可能性が高いから,踏まないようにね」という意味なのだ。フンじゃいかん (なんちてププ)。
Posted by n at 2005-12-07 01:18 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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