フィギュアスケートの技に「Midori」という名前のついたジャンプがある。
昨日の記事を書いた後で調べてみると,フィギュアスケートのジャンプは6種類だけではないことが分かった。フィギュアスケートのジャンプを見分けよう によれば,国際スケート連盟では何と50種類以上がジャンプとして認知されているという (その他のジャンプ)。しかし,国際スケート連盟のサイト International Skating Union (ISU) では,その他のジャンプについての解説を見つけることはできなかった。
他に解説しているサイトがないか調べてみると,SkateWeb: The Figure Skating Page というサイトを見つけた。Competitive Figure Skating FAQ: Technical Elements には,その他のジャンプとして walley, half loop, one-foot axel, inside axel, split jump が上げられている。このジャンプの日本語訳は上述の日本語サイトで解説されている(その他のジャンプ)。
目にとまったのは,さらにその他のジャンプである。「難あり」ジャンプの中に次があげられている。
Midori
refers to a skater jumping into or over the boards around the edge of the rink, the canonical example being Midori Ito's jump into the camera pit at 1991 Worlds.
意訳すると,「Midori とは,フェンスを越えてリンクの外に飛び出すジャンプのこと。1991 年の世界選手権で伊藤みどり選手がジャンプした際にカメラ席に突っ込んだことによる」。さすがにこれはジョークだろうか。(canonical example というのは,基準となる例の意味だが上手く訳せない。)
カメラ席突入の映像は Figure Skating: Midori Ito Pictures / Videos で見ることができる。コンビネーションジャンプの際,トリプルルッツ成功の後,ダブルトウループ着氷の時に飛び込んでいる。
Posted by n at 2006-02-25 22:50 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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最近、フィギュアスケートを見て思うのは日本人の体形の変化です。浅田真央ちゃんや金メダルを取った荒川静香もそうですし、男子の高橋大輔も手足が長く見栄えがします。
以前とは違い(タイトルの人を指しているのではないのであしからず)これで日本も体形で世界と争えるのかな?と思っていましたが、男子で優勝したロシアのプルシェンコの演技を見ると、さらに手足が長いプルシェンコが同じ動作をした時の見栄えが全然違うように思いました。
そういう意味では荒川静香の見事です。(拍手)
Posted by: yanagi at February 27, 2006 21:25王者になるには,余裕もなくてはならないようです。
動画: http://phyphy.zombie.jp/zae28.htm
静止画: http://www.ne.jp/asahi/lemonvodka/evgeny/4gallery/evgeni/0405/05doi/02sexbomb/sexbomb.htm
プルシェンコのこの演技には負けました。
http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/archives/50164790.html
Posted by: n at March 02, 2006 01:32さんより。