構想から1年。電子レンジの購入を決定した。長かった。時間がかかりすぎだ。
電子レンジの検討開始からまる1年(nlog(n): 電子レンジの購入を考える)。検討をするのは大切だが,長期間に亘って検討するというのはいけない。1年間検討するというのは長すぎた。半年で新機種が出てしまうからである。新機種は,機能がよりよくなり,しかも価格が安くなっていることが多いのだ。
今度こそ買うぞという意気込みで,電気店の店員さんに再度意見を伺った。店員に聞くことの利点は,答がすぐに返ってくることと,カタログに書いてないことや分かりにくく書いてあることを分かりやすく説明してくれることだ。カタログは製品のプラス面しか書かないからだ。
スチームに水を供給する方法は,庫内のトレイや器に水を入れておくタイプと,タンクで外側から取り付けるタイプがある。前回の検討では,タンク式がよいという意見が出たが,今回はトレイ式がよいことになっている。矛盾しているようだが,どちらも正しい。どちらをとるかは,使用する頻度に依存するということなのだ。毎日のようにスチームを使うのであれば,効率のよいスチーム式がいいだろうし,まれにしか使わないというのであれば,メンテナンス面と衛生面からトレイ式がいいということになる。
電子レンジの製品数はかなり多いので,スチーム利用が可能なレンジのうち,「これは欲しい」という要件を次の3点に決めた。メインの用途は子供の離乳食のあたためである。
上の条件で絞り込んだ製品は,次の3つ。
この値段でそれぞれポイント還元がある。この中で差を見つけ,機能と価格のバランスをみて1つに絞らなければならない。消費電力は 900W〜1000W で,どれも基本的性能は高い。
シャープの RE-SD20 は回転式だが,回転台が取り外せるので掃除はしやすい。他の2つと大きく違うのは,赤外線センサがついているかどうかである。今回のメインの用途は離乳食のあたためなので,温度設定が出来た方がよい。この製品は操作パネルがシンプルで使いやすそうだ。スチーム機能がついてはいないが,その他の機能は申し分ない(オーブンレンジRE-SD20)。一人暮らしのときだったら迷わずこれだろう。
残るは2製品。値段も同じで,機能もほぼ同じ。タラコを弾けないようにあたためるのは,SHARP は「やわらかあたため(自動)」,SANYO は「ゆるやかあたため(ボタン2度押し)」で名前が違うものの,同等の機能である(SHARP オーブンレンジ RE-SD50,サンヨー オーブンレンジ EMO-FZ40(D))。悩んだ末,「好みの温度が細かく設定できる」と謳っている点が決め手となり,SANYO EMO-FZ40(D) となった。
1年かけて機種が決定した。購入はさらに1年後ということで(これはウソ)。
2008年6月17日追記:
購入レポートを書きました (nlog(n): 電子レンジ SANYO EMO-FZ40 購入レポート)。
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