熱暴走の疑いのあるノートパソコンサーバにクーラーをつけたら温度が下がった。しかし騒音が。
現在ノートパソコンサーバには,熱暴走というか熱停止の疑いがかけられている(nlog(n): サーバ熱暴走か)。勝手に疑いをかけているのだけれども。
4年前に購入し,ちょっとだけ使ってお蔵入りしたノートパソコン用クーラーをサーバの下に敷いてみることにした。
製品は,グリーンフラッシュジャパン(GFJ) 社製のノートパソコン用冷却パッド GF-600U である。ノートパソコンの下に置いて使う。3つのファンがついており,電源は USB からとるというもの。電動ファンにより,ノート側の空気を吸い込み,熱を逃がす仕組みである。GF-600U は販売終了製品である。現在は後継の GF-700U が販売されている。
今日の午前1:00に取り付けたところ,温度が下がった。当たり前か。取り付け前は 52℃ だった温度が現在は 44℃ に下がっている。CPU に負荷をかけても大きく温度上昇することがなくなった。
ただし,うるさい。購入しても使わなくなってしまったのは,この騒音が原因である。仕様にある騒音値は 21dBA となっているが,それよりもうるさいような気がする。ノートパソコンを乗せると音が大きくなる。本体がプラスチックでできているからだろう。仕様としては 8 kg までの荷重に耐えることになっているのだが…。
騒音に我慢できなくなったら,ファンを大口径のものに取り替えるかもしれない。フタを開けて改造ということになる。USB からの電源供給回路はそのまま使えそうだ。
ノートパソコンを冷やすなら,金属筐体のものがよい。持ち運ぶのであれば,プラスチック筐体でもよいが騒音には目をつぶる覚悟が必要である。騒音の場合は「目をつぶる」ではなくて「耳を塞ぐ」だろうか。ちなみに,ジェルが入っている放熱パッドというものがあるが,24時間稼動のノートパソコンには意味がない。
2006年9月4日追記:
騒音のひどさに耐えられなくなりました。プラスチック筐体ですが,一般的なファンを使っているクーラーに買いかえました (nlog(n): ノートパソコン用冷却装置交換)。
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