nlog(n): あまり想像したくない「本当の親子丼」

Mon November 20, 2006

あまり想像したくない「本当の親子丼」

鶏肉を鶏の卵でとじるから親子丼。しかし，本当に親子なのかを考えるのはやめた方がいい(微グロ注意)。

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親子丼は，鶏肉を鶏の卵でとじるからそう呼ばれる。親が鶏で子は親が産んだもの、つまり鶏卵である事に由来する (親子丼 - Wikipedia)。これに対し，鶏ではなく，豚や牛を肉に使ったものは「他人丼」と呼ばれる (他人丼 - Wikipedia)。

しかし，考えてみれば一般に出てくる親子丼は，本当の親と子ではない。実は他人である。本当の親子丼があるとすれば，その卵を産んだ鶏の肉を使ったものになるだろう。その朝に卵を産んだばかりの親鶏を捕まえて，潰して肉にして，加熱して卵でとじる。したがって，普通の親子丼は実は他人丼で，普通の他人丼は実は他種丼ということになる。

もしも定食屋の店主が「これは本当の親子丼です。本物の親子ですから。」と言って出してきたら，おいしく食べることはできないかもしれない。リアル過ぎるからだ。親子丼の「子」については，もっと妄想を膨らますことができるけれども，「卵」の段階でとどめておいた方がよさそうだ。

美味しい親子丼を作るには，タレはヒガシマル食品の「ちょっとどんぶり、うすくち」を使うのがいいそうだ(Life is beautiful: おいしい親子丼を作るコツ)。