ADSL モデムが壊れたお陰で移設することになった自宅サーバ。居候先のネットワークの設定も変更させてもらった。
長年使っていた ADSL モデムが,先日ついに壊れた(nlog(n): ADSL モデムが壊れた)。その後,ADSL モデムが届いて(nlog(n): 新しい ADSL モデムが届いたが),元通りになった(nlog(n): ようやく常時接続環境が復旧)。
ADSL モデムが壊れて時,復旧までにかなりの日数がかかりそうだったので,サーバだけを自宅から持ち出し居候させてもらうことにした。自宅サーバとは,このサイトのサーバである。現在もまだそのまま置かせてもらっている。設定を忘れてしまいそうなので,残しておくことにした。
サーバの IP アドレスは 192.168.0.198 で,OS は Linux 3.2 kernel-2.4.33-0vl0.5。DHCP サーバ,DNS サーバ,ダイナミック DNS クライアントが動作している。方針は,できるだけ手間が少なく,リスクも少ない方法をとした。
居候させてもらうにあたって,その家のネットワークの設定を変更してもらった。最終的には戻す必要がある。
居候先の ADSL モデムはブリッジモードで動作しており,ブロードバンドルータがグローバル IP アドレスの取得を行っている。次のように設定変更をした。
サーバの設定変更は次の通り。
dhcpd サーバは停止し,ブロードバンドルータにやらせる。named は起動のままにし,居候先のネットワーク内からでもこのサイト nlogn.ath.cx にアクセスできるようにする。ddclient は,壊れたモデムにアクセスするようにしてあったので,この設定を破棄。外部のサーバから情報を取得するように変更する。「fw-login」,「fw-password」の行と,「use」の行をコメントアウトし,次の行のコメントを外す。DynDNS の Web サーバを使って,ブロードバンドルータのグローバル IP アドレスを取得するという汎用の方法である(nlog(n): ddclient 3.6.3 に追記)。
ゲートウェイは 192.168.0.1 になっていたので,これを 192.168.0.254 に変更する。/etc/sysconfig/network を編集し,GATEWAY を書き換える。
inet を再起動して動作確認をする。外部に接続できればOKである。
メインで動いていたサーバが出て行ってしまったので,自宅のネットワークの変更もしなければならなかった。自宅には,過去にメインとして働いていたサーバがセカンダリ機として動作しているのであった。
無線 LAN アクセスポイントの DHCP サーバは停止して,Linux の DHCP サーバだけにやらせた方がいいのかも知れない。
Posted by n at 2006-11-22 22:53 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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