20年ぶりに入学式というものに出席した。感慨深いものだった。
先日,20年ぶりに入学式というものに出席した。しかも,子供のではなく社会人入学した自分のである。
若い頃は,入学式や卒業式など「式」とつくものは全て退屈なものだった。退屈で仕方なかった。いつの時代でも,祝辞の中で大人が伝えようとしてくれたメッセージはあったはずである。しかし,全く記憶に残っていない。しかし,年齢を重ねた今,改めて入学式というものに出席してみると,壇上の学長 (校長先生) や諸先生方は,お祝いの言葉とともに思いを込めたメッセージを伝えてくれていたのだということに気づいた。心に沁{し}みた。
博士課程の場合,入学したからといって,卒業するときに必ず学位がもらえるわけではないというのがつらいところだ。友人に聞いたところでは,「学位は足の裏についたご飯粒のようなもの」なのだそうだ。そのこころは,「取らないと気持ちが悪いが,取れたからといって食べられるものではない」だからだそうだ。むむっ,確かにそうかも知れない。入学してしまったので,とりあえずやるしかないんだけれども。
Posted by n at 2007-04-14 19:54 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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