引越をして,かなり経ってから気がついた。そういえば,宅配業者に転送の依頼をしていない。
5月に引越をして,もうすぐで2か月になる (nlog(n): 梱包ようやく終了)。今日になって,ふと気がついた。「郵便物は転送されてくるが,宅配業者の扱う宅配物は転送されてこないぞ。」
宅配業者による書類の配達サービスのことを何と呼ぶのか? 正式には何と呼ぶのかは分からないが,メール便という呼び名で通用するようだ (メール便 - Wikipedia)。
メール便のサービスを行っているサービスには,ヤマト運輸のクロネコメール便,佐川急便の飛脚メール便など,複数ある。完璧を期すなら,全ての業者に転居の連絡をする必要があるが,やっていられない。これは手間である。この手間を抜きにして考えれば,多くの業者が転送を無料でやってくれるというのは幸いなことである (人力検索はてな)。連絡は電話一本でいいようだ。
思い出してみると,毎月クロネコメール便で送ってきていたところがあった。それが届いていない。1か月以上は確実に過ぎているので,宛先不明で戻ってしまっていることは確実である。しまった。送り主にも連絡していないではないか。悪いことをした。
郵政民営化の方向で進む中,国に変わるサービスが次々と出てくるのはいいことだが,業者が分散してしまうというのは欠点である。
もしかすると,今後競争が激しくなると,電話と同じようなことが起こるのかも知れない。つまり,NTT 以外の通信事業者がたくさん出てきて,安い通話サービスを始めたように。そして,マイライン登録をすれば割引率が高くなったりしたようにだ。メール便でも,近郊は安いが,遠方は高くなったりサービス外とする業者が出てきたり,最初に年間契約して一定額を払っておくと,1通あたりの価格が安くなったりするサービスが出てきたりしそうだ。
電話の場合は,発信者が業者を選択できれば十分だった。発信がどこであれ,着信ができたからだ。相互乗り入れされているサービスであれば,問題がない。使う側の選択肢が増えることはよいことである。しかし,メール便の場合は,転送などの別の問題がある。転送をとりまとめるメール便とりまとめサービス業者というものが出てきたりして。
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