イチゴ狩りは我が家の年中行事になりつつある。今年は農園で配ってくれるイチゴのヘタ入れの折り方を折り紙アニメーションにしてみる。
一昨年,昨年に引き続き,今年も苺狩りに行ってきた (nlog(n): 今年も行ったよイチゴ狩り)。行ったのは今週の日曜日で,場所は毎年お世話になっている石井農園さんである (nlog(n): 駅の近くで苺狩り)。
今年の石井農園の苺狩りは,日曜日と水曜日。3月中の料金は,小学生以上1500円,幼児800円,3歳以下は無料である。人数制限があるので,予約が必要。3月中は予約がいっぱいだそうである。
苺狩りに用意されている品種は,章姫{あきひめ},紅ほっぺ{べにほっぺ},ピーチベリーの3種類である。これらの品種については,昨年の記事にまとめた (nlog(n): 今年も行ったよイチゴ狩り)。
昨年は4月に行って時期遅れだったので,今年は3月にしてみたのだが,少々残念なことに,ダメな苺が結構あった。痛んでいたり,白いカビのようなものがついている苺もあった。「これはアタリだ! サイコー!」というのが少なかった。とは言え,摘みたての苺が美味しいことは変わりない。スーパーの苺は,店頭に並ぶときに最高の状態になるように,逆算して収穫される。したがって,収穫されたときは「食べ時」ではないのだ。それに比べ,苺狩りは「収穫時=食べ時」だからである。
さて,石井農園では,苺狩りをする人たちに新聞紙で作った「いちごのヘタ入れ」を渡してくれる。上の写真のように三角帽子のような形をしている。今年は,このヘタ入れの折り方を覚えてきたので,ソフトウェアで再現してみることにした。
使用したのは,中京大学情報理工学部情報メディア工学科のオープンメディアラボが公開している折り紙シミュレータである (オープンメディアラボ−研究紹介−折り紙シミュレーション)。マウス操作だけで折ることができる。
通常は正方形だが,今回は新聞紙を想定しているので,縦の長さを√2倍している (origami.txt)。
折り方はアニメーションで表示してくれる。アニメーションのキャプチャには,CamStudio を使用した。バージョン 2.5beta1 では,2.0 にあったバグが修正されている (nlog(n): CamStudio 2.0 のバグ)。
最初に表示されているのが,完成図である。最後の折り返しは,内側に折り込むようになっているが,配られたものは外側に折り返されていた。
この長方形の用紙設定のまま折鶴を折ると,クシャクシャに丸めた紙くずになるので注意が必要だ。
Robert J. Lang の TreeMaker で展開図を描こうかと思ったが,それほどのものでもない。折り紙は国内外で研究されていて,ソフトウェアもいろいろあるのだった (oribotics [network] » Computational Origami links)。
Posted by n at 2008-03-20 23:53 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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