先週の3月14日,パスネットの自動改札機での使用が終了した。地下鉄のカードのデザインを振り返る。
東京近郊の私鉄で共通で使えたパスネットのサービスが終了する。開始から終了までの流れは次の通り (パスネット)。
手数料なしで払い戻しができるというのは嬉しい。有効期限があり,しかも払い戻しに1枚当たり100円の手数料をとる NTT の IC テレフォンカードとは大違いである (nlog(n): IC テレフォンカードの有効期限)。
古いカードが出てきたので,振り返ってみる。営団地下鉄のメトロカードと,東京メトロのパスネットのうち,路線図がついているものである。営団地下鉄は東京メトロの前身である (nlog(n): 東京メトロのロゴ)。
1999年11月
販売元は営団地下鉄。営団地下鉄と都営地下鉄の路線図が載っている。カードの名前は「SFメトロカード」である。
2001年4月
販売元は営団地下鉄。デザインが変わり,都営線の駅名が省略された。都営大江戸線が追加された。
2007年7月
販売元は東京メトロ。カードの名称は「SFメトロカード・パスネット」となった。羽田空港が追加されている。JR 等が追加となったので,接続が分かりやすくなったが,パスネットが使用できる路線が不明確となってしまった。例えば,羽田空港への路線は,京浜急行線と東京モノレールの2つがあり,どちらも灰色で描かれているが,京浜急行はパスネットが使えるのに,東京モノレールは使えないのだ (パスネット - Wikipedia)。
パスネットで残っていた分を使い切ったので,先日 PASMO を購入した。非接触の方式を今になって初体験。慣れないからか,どこか心もとないというか,不安なような,変な感じである。しかし,これで JR の Suica 専用出口でもへっちゃらである (nlog(n): キップで出られない Suica 専用出口)。
Posted by n at 2008-03-22 23:25 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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