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撮影日時が間違っているデジカメ写真が大量にできてしまった。De4Exif を使って撮影日時を一括変更する。De4Exif は，フォルダ内の代表ファイルを基準にして同じ日時差分で日時を変更することができるフリーソフトなのだ。

デジカメ写真の撮影日時がずれてしまった。そもそも原因は，デジカメのフリーズ。Kodak V570 (nlog(n): V570 という不思議なカメラ) で動画を撮影していると，「処理中です」のままフリーズしてしまうことが頻繁にある。結構なダメカメラ。バッテリーを外して強制リセットすると，日付が2005/01/01になってしまった。しかし，その時に正確な時計を持っていなかったので，そのまま撮影を続行した。その結果，日付が間違ったままの写真が大量にできてしまった。

デジカメの撮影日時は Exif データとして写真内に保存されている。これはファイル自体の保存日時とは異なる。撮影日時を一括変更するためのフリーソフトに，Adobe Photoshop Album Mini 3.2 がある。しかし，このソフトの撮影日時変更機能は，「時差変更」に特化したもので，1時間単位の変更だけが可能であり，分や秒ではできない。しかも，変更したい期間が「数年」にわたった場合はいったい何時間になるのかが計算できない。Photoshop Album Mini は，今回のようなケースには使えない。Perl の Image::ExifTool を使えば可能ではあるが (Image::ExifTool - jiroの日記)，プログラミングが必要になる。

お手軽で，しかも今回の用途にピッタリのフリーソフトを見つけた。Exif 日付時刻情報復元ツール De4Exif である。De4Exif には「フォルダ内の代表ファイルを基準に同じ日時差分で復元」という機能がある。まさに欲しかった機能である。

今回の問題に対する解決方法そのものが 少々GPS生活: デジカメ写真の撮影日時データ(Exif)の一括変更 で紹介されていた。これならおサルにでもできるよ，ありがたい。

1. ある特定期間中にとった画像を，適当なフォルダの中にコピーします
   （※コピーです！　写真が壊れる可能性もあるので）
2. フォルダの中の画像をひとつ選び，日付と時刻を確認
3. ソフト下の「代表差分復元」タブを選択
4. 日付と時刻を希望の日付，時刻とするよう選択
5. ソフト下の「差分ボタン」をクリック（緑に変わる）
6. ファイル日付を埋め込み日付をチェック
7. フォルダ一括処理もチェック
8. ソフト右下の「日付復元」をクリック
9. ちゃんと変更できたか確認

少々GPS生活: デジカメ写真の撮影日時データ(Exif)の一括変更

間違った撮影日時がどれくらいずれているかの計算は自動的にしてくれるというのが嬉しい。

無事に日時の一括変更が完了した。めでたしめでたし。

ところで，デジカメの日時をパソコンと同期できればいいのにと常々思っている。GPS を使っていると秒まで正確に合っていて欲しいんだもの。

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