ふと気がつくと,Samba サーバのログファイル数が大量になっていた。不思議なホスト名を含めて削除する。
Samba サーバは,Windows でファイルをドラッグアンドドロップできるので,とても便利。FTP サーバと共存すればさらに便利である (nlog(n): Samba 3 が文字化けする)。Samba の暗号強度はそれほど高くないらしいのだが,Samba のポートを外部公開してしまっているので,外部からのアクセスがある。
ログを見てみたら,大量発生していたので,削除する。
環境は Vine Linux 4.2, Samba 3.0.23 である。ログは /var/log/samba にある。
どのようなファイルがあるのかを見てみる。ファイル名は,(IPアドレス).log, (IPアドレス).log.(数字), (ホスト名).log, (ホスト名).log.(数字) のような形式になっている。
いったいいくつくらいあるのか調べてみると,
9649個のファイルがあることが分かった。「無効または不完全なマルチバイトまたはワイド文字」ということで,ホスト名に変な文字が使われているようだ。
面倒なので,全削除。
と思ったが,ファイル数が多すぎて削除できないことが判明。そこで,xargs で,
これも失敗。「-n-.log」というファイルがあって,「-n」というのが rm コマンドの解釈できないオプションとして認識されてしまっているのだ。削除するには「rm ./-n-.log」と書けと書いてある。そこで,find を使うことにした (xargs - Wikipedia に例がある)。
これで完了。xargs の「-0」オプションは,ファイル名に「空白・引用符・バックスラッシュ」等が含まれていても特別な意味を持たせないためにつけている (Manpage of XARGS)。これで「-n」があっても rm のオプションとはみなされることはない。
Samba ポートを閉じないといかんな。
Posted by n at 2009-06-11 22:21 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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