恋人や夫婦の間では「おならができない」ことがしばしば問題になる。我慢するのは体によくない。我が家の問題は「ごめんプー」が解決してくれている。
恋人や夫婦などの親しい男女間では,「その人の前では恥ずかしくておならができない」という問題が発生する。おならは,面白おかしい「音」や,快いとはいえない「臭い」を伴うので,恥ずかしいという感情が起こるのは自然である。しかし,我慢するのは体によいとは言えない。我慢して引っ込んだオナラは,血液に吸収され肺を経由して口から出ることもある (屁 - Wikipedia)。もし同じ臭いが出るのなら,お尻から出した方がいいに決まっている。ここで言うのはエチケットの問題であるが,アポロ宇宙船計画では本当に深刻な問題として扱われたそうだ (先生おならが最近よく出るんですが、おならって何ですか?)。
さて,我が家では,このオナラ問題を,オナラをした後であるおまじないを言うことで解決している。そのおまじないとは「ごめんプー」である。これを言う習慣は,実は私ではなく妻の発案であるのだが,実際に言ってみると結構和む。無言でいるよりもずっといいし,「ごめん」や「失礼」というよりも柔らかい。オナラを間接的に「プー」と表現しているのも可笑しさを演出している。そして,「ごめん」と「プー」のつながりも不思議と可笑しく感じられる。これが魔法の言葉であるのは,使ってみると分かる。
妻に,誰がこれを考えたのか聞いてみたのだが,「別に誰がっていうんじゃないけど,じゃあ,私なんじゃない?」などと言っていて,なんだかどうでもいいやっていう感じ。ダメだ。全然分かっていない。これは素晴らしいアイデアなんだよ。最初に考えた人が偉いというわけではないけど,とても役に立つ上手い方法なんだよ! …手ごたえなしだよ。張り合いがまったくない。
「プー」は言うまでもなくオナラの音を表しているので,その時に出たオナラによって変わってもよい。音がなければ「ごめんスー」とか,においがすれば「ごめんしゅー」(「臭」の意) などのバリエーションが考えられる。「すまんプー」でもOK。要するに何でもよい。
我が家ではすでに「オナラ」イコール「ごめんプー」となっていて,誰も申告しないのにほのかな臭いが漂ってきたときには「もしかして,ごめんプした?」という聞くのが通例となっている。
残念ながら,この技は公共の場では使えないが,家族などのごく親しい間ではとてもよい潤滑剤として働くのは間違いない。
楽しいオナラライフを! (「ラ」を1つにすると別の意味になるから注意するよ!)
Posted by n at 2009-07-27 22:27 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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おならの次のモノが出ちゃった場合。
ごめんみ
とか?
Posted by: おお at July 29, 2009 01:43おお さん
Posted by: n at July 29, 2009 21:06それ何てビビる大木? (それは「こんばんみ」)
その状態にはなったことがないです。もしそうなったら,悠長にそんなこと言っていられる場合じゃないですってば。