飼っている金魚が泳いでいるような姿で死んでいた。寒すぎたのか。ごめんよ。
ベランダの水槽で飼っている金魚が動いていない。水が冷たいと金魚はほとんど動かなくなるのだが,それにしても動きが少なすぎる。目を凝らしてみると完全に停止していた。
まるで生きているかのように見える。もう少し待っていれば尾ひれを動かしそうな。しかし,もう動くことはない。もともとこの金魚は尾ひれに少し奇形があり,泳ぐのがあまり得意ではなかった。水の底の方に泳いでいくこともできなかった。冬の寒い時期,水は底の方が少し温かく,水面に近づくにつれて温度が下がっていく。この金魚は水面近くにしかいられなかったため,水温の低下の影響をモロに受けるかたちになってしまったのだ。要するに寒すぎたのだ。かわいそうなことをしてしまった。
偶然にも何日か前に,金魚が死ぬ夢を見た。夢の中で死んでいたのは,この金魚とリュウキンである。リュウキンは今日も生きているので,事実と夢は同じにはなっていないのだが,それでもこの金魚が「何とかしてくれ」と呼びにきたのではないかと思った。亡骸{なきがら}は家庭菜園のプランターに埋めた。
肉眼では気にならないのに,写真に撮ると水に写り込んだ景色が邪魔である。ダンボールで覆って空を映らないようにしてみたのだが,そうすると暗くなってしまう。ジャストなタイミングで写り込み防止用レフ板があることを知ったが (忍者レフで写り込みレス - ケータイ Watch),これを使っても恐らくは暗くなってしまうのではないかと思う。難しい。
ひどく寒い環境では,野生動物でも立ったまま死んでしまうことがあるそうだ (寒すぎて力尽きたのか、走っている途中の姿のまま凍り付いてしまったコヨーテの写真 - GIGAZINE)。こちらの水槽は保護できる環境にあるのに,そうしてやることができなかった。かわいそうなことをした。
Posted by n at 2010-02-05 14:30 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
Master Archive Index
Total Entry Count: 1957