乾電池2本使用のナイトランプの光源を,豆電球から LED に変更した。秋月電子の「1.5 V 電池白色 LED 投光キット」は小さくて安くて丁寧である。
クレーンゲームで取ってきた,豆電球で光るランプがある。これを寝るときに枕元に置いておいて,子どもが布団を蹴っ飛ばしていないかチェックするのに使っていた。単3電池2本を使用するタイプである。しかし,豆電球が切れてしまった。近所に模型屋があるので,そこで 3 V の豆電球を100円で1個買ってきて取り替えると,見事光りだした。しかし,30秒ほどすると突然消えた。「消えるは電気,電気は光る,光るはオヤジの…」…光らない。球切れである。もう一度同じ模型屋に行ってもう1個買ってきた。すると今度は10秒で切れた。そこで私がブチ切れた。「もうあそこの模型屋では買わん!」
「豆電球だといつ切れるか分からない」そんな悩みを解決するのが LED (ライト・エミッティング・ダイオード,発光ダイオード) である (発光ダイオード - Wikipedia)。かつては赤色だけだったが,最近は様々な色の LED が販売されている。赤色 LED なら乾電池1本で発光する。白色 LED はもう少し高い電圧が必要だが,乾電池2本なら大丈夫。
秋葉原に行った折,秋月電子で「1.5 V で白色 LED を光らせる」というキットを見つけた (1.5V電池☆白色LED投光キット: 組み立てキット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販)。普通は 1.5 V では光らない LED を,昇圧回路を通すことで電圧を上げて光らせるという仕組みである。お値段500円。他の店でも白色 LED 発光キットはあったが価格は780円など少し高かった。
基板は単3電池の大きさに設計されているので,電池の代わりに設置することができる。このランプは単3電池2本用だったので,単3電池1本+回路基板に変身することになった。
基板に素子を取り付けるのは問題なくできたのだが,問題は LED である。LED をケースに取り付けるのは難しいので,豆電球のソケットをそのまま流用することにした。した…のだが,見よ,この素晴らしくひどいハンダ付けを。半田がもりもりだが,一応流れているので大丈夫 (ということに)。ソケットの底へのハンダ付けが難しかった。ハンダゴテを奥に挿し込むと LED に当たって溶かしそうになってしまうのだ。
このキット,回路図だけでなく,CMOS タイマのデータシートまで付いている。作り方は裏面に丁寧に書かれていて,初心者でも安心である。
LED は明るいが,パンダのカバーをすると当然だが暗くなる。しかし,その適度な暗さが助かる。夜中にビカビカ明るすぎるのは,よく見えるかも知れないが目が覚めてしまうという欠点があるのだ。
Posted by n at 2010-10-07 22:12 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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