体力維持のためにジョギングを始めた。有酸素運動は ADD に対しても効果があるようだ。しかし自分の ADD に対する効果は確認できていない。
体を鍛えようと思ってから早1年 (nlog(n): やはり体を鍛えないと)。最近になって体力維持のためにランニングを始めた (nlog(n): ジョギング開始にいたるまで)。より正確に言うならジョギングに当たる。一般に,ジョギングとランニングの違いは「会話ができる状態にあるかどうか」で判断されるのだそうだ (ジョギング - Wikipedia)。息が切れるほどの激しい走り方でなければジョギングである。
まず,どれくらいジョギングするかが問題である。私は時間で決めることにした。ひとまずは30分。距離は決めないことにした。
ジョギングをすることが決まったら,次はコース決めである。次の条件を満たすものとした。
運動の大敵は怪我である。怪我をしないためには,道路が平坦で段差がないことが重要である。段差があるのを知らずに走って足首を捻挫するのは避けたい。自動車は少ないほうがいい。事故に遭いたくないし,排気ガスも吸いたくない。信号や踏み切りで待たされるのはジョギングが中断されてしまうので避けたい。そして「犬がいないこと」。何故だか理由が分からないのだが,私は犬に吠えられるのである。犬小屋からわざわざ走り出してきて吠えるという犬もいるから迷惑な話である。犬に吠えられるとビックリするのでとても心臓に悪い。ジョギングで心臓の心拍が高まっているときに吠えられて脈がゼロになることだけは絶対に避けなければならない。
コースは往復できるものを選ぶことにした。ジョギングの時間を30分に決めたので,15分の地点で折り返せばいいからだ。早く走れば遠くまでいける。ゆっくり走れば距離は短くなるが走っている時間は同じ。コースをぐるりとどこかを回る周回状にすると必ずその距離を走らなければならないので調節ができないのだ。
走る前の準備運動と,走った後の整理体操は重要である。怪我や筋肉痛を予防する効果がある。内容についてはナイキのサイトが詳しい。走る前には動的ストレッチ (ランニングの基礎:ストレッチ),走った後には静的ストレッチ (ランニングの基礎:クールダウン) をする。クールダウンのストレッチの説明では,ふくらはぎのストレッチとアキレス腱のストレッチがきちんと分けて書いてある。昔は「アキレス腱!」と言いながら,ふくらはぎを伸ばしていたものだった。しかも勢いをつけて。最近は勢いをつけずにゆっくりと伸ばしていくように変わっている。
そして最終的な問題は「いつ走るか」である。今のところは夜。20:00頃である。準備運動を5分してから走り始め,30分走った後,整理体操を5分間。その後風呂に入って汗を流し,食事をする。食事は21:00頃になってしまい,若干遅いのが難点か。
朝走るというのは気持ちがよさそうだが,汗をかくというのがネック。シャワーを浴びなければならないし,洗濯物が増えてしまう。毎晩必ず入浴するのでそこで着替えて,また朝も着替えるとなると着替えも足りなくなってしまう。
実際に走ってみると,他にも運動をしているひとが結構いることに気がついた。ジョギングだったりウォーキングだったりする。ウォーキングも有酸素運動になる (有酸素運動 - Wikipedia)。私の近所はご年配がほとんどである。
ごくまれに若い女性が走っていることがある。すれ違うと匂いが「フワーッ」。あれは危険だ。いい匂い過ぎて身悶えする。若い女の汗はストイックな精神に対するプワゾンである。深呼吸してみたりして完全にオヤジ。そして自分の体からはオヤジ臭が湧き出すという具合で (nlog(n): 加齢なる日々の始まり),もう何だかやる瀬ない気分でいっぱいだ。
さて,実際に走った距離は Google Maps で表示させてみると,片道 1.8 km ということが分かった。30 分で 3.6 km を走っていることになる。2週間走ってフルマラソンの距離か。そう考えるとマラソンランナー走りすぎ。時速は 7.2 km という計算になる。
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2010年12月1日追記:
走る距離を片道 2.5 km,往復 5 km に伸ばしました。
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